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かしこくなる、ということ⑥

勉強を一生懸命する「前」に知っておきたいこと、第6話目(^^♪



みなさん、自分のことを「かしこい」と思いますか?

なかなか自分には使わない言葉ですよね。
逆に周りから見て「かしこい人」がいても、その人自身は自分のことをかしこいとは思っていないか、思ってても言わないか。
不思議な言葉です。

「かしこい人(子)だな」って思うのはどういうときですか?
・覚えるのが早い。
・いろいろ、たくさん知っている。
・ちょっとしか教わってないのに、自分で補いながらも理解できている。
・人に説明するのがうまい。
・本質に迫れる。
・自分がある。
・オーラに余裕がある。

とかでしょうか。

ちなみに我が家ではそういう雰囲気の人を「シュッとしてる」と言います(笑)。
「頭がいい」というのも含むのですが、雰囲気や態度も含めて「かしこい」だと思うのです。


「早くできる」「たくさんできる」のような、目につきやすい特徴もあると思うのですが、それは得意でない人でも、いずれ努力してできると思います。
ここだけ切り取れば、かしこいよりも「頭がいい」とか「器用」の方が合っているかもしれません。


そこから、こんな風になってくると、シュッとしてくると思います。

「全部そろっていなくても、自分で補いながら考える」
「状況に合わせて形を変えられる」
「物事の大事なところをつかめる」
「今まで見聞きしたことをふまえながら自分の軸がある」

逆にシュッとなり切れない時と比べるとどうでしょう。
「全部用意してもらえないとできない」
「自分は変えない、相手に合わせてもらう」
「こまごましたところばかり気になる」
「見聞きしたことをうのみにして、左右される」

あらためて書いてみると……
自分に心当たりがたくさんあります!(笑)
ま、全員かしこかったら、そもそも「かしこい」という言葉は生まれない(笑)のですから、完璧にこうでなくてはいけないというものでもないと思います。


ただ、この「かしこさ」が足りないことで、辛かったり動けなかったりするのは問題です。

たとえば、

やってみる前から「私にはできそうにない」と思ってたくさんのチャンスを逃す。
自分をうまく活かさずに「アイツが悪い」「どこにも居場所がない」と思う。
目の前のことばかりに一生懸命で「もう手立てがない」と追い詰められてしまう。
周りのアレコレに振り回されて「自分がなくなって」しまう。

せっかく生まれてきて、誰しもに良いところはあるわけで。
好きなもの、興味を引くものも地球上にごまんとあるわけで。

ちょっと手をのばせば届きそうなのに、

自分で自分にブレーキをかけてしまっている

のは、かしこくない状態だと思います。

困難を解決するために見方を変えてみる。
より良くするための工夫をする。
へばってきた自分を立ち直らせる。


そういうときの前向きな姿勢、頭の働きを「かしこさ」というと思います。


では、タイトルのように、かしこくなるためには…

子どもであれば、今までのことにとらわれすぎないのがいいと思います。
知らないだけ、やったことがないだけのことが多いので、決してそれが欠点として固まっているわけではありません。

むしろ意識すればするほど、
「自分はこういう人だから…」
と、根本的なことに向き合わず、ほかで補おうとして、いびつになってしまいます。


そして、かしこさが高まるような
「思いつき」や「アイディア」を出す練習
をすればいいと思います。
正解でなくても、大きくズレてても全然かまいません。

まずは
「自分で考える習慣作り」
「違う角度で見てみる感覚づくり」
です。
そのうち、新たな自分に気づいたり、周りのものとも結びつけたりして、面白くなってくると思います。

子育て中のパパ・ママも、その場その時の「完璧」を目指すと辛いことが多いと思います。
辛いくらいなら、どこか手を抜くこともかしこさの一つ。

「あれ?これでもいいんじゃん?」
ということがきっかけで、肩の力が抜け、子どもに対して新しい発見があるかもしれません。
先に親御さんが思い切った経験をすると、子どものチャレンジも見守れるようになるかもしれませんね。

自分のかしこさがどれだけ上がっていくか、色々ためしてみたいものです。

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