漢字練習と母との思い出
私の母は田舎出身なので、口癖は
「お母さんは勉強教えられないから、学校の授業をちゃんと聞いてきなさい」
でした。
転校も多かったこともあり、私は母の教えの通り過ごしました。
唯一、母が勉強でやってくれたことは、漢字テスト。
漢字のノートの読み方の枠に、母が手書きで読み仮名をふり、私が漢字を書く。
なぜかその時間のことは子ども心によく覚えています。
もっとたくさんやりたいという気持ちもあったし、とりたてて母が褒めてくれた記憶はないけれど、母の前で「できる自分」を見せれたことが、自分にとって誇らしいものでした。
大した会話はしてなかったのですが、その時間は間違いなく「母との時間」です。
私が漢字が好きなこと、漢字練習を頑張ったのはその思い出のおかげです。
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