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デジタル化の1択?!合理性の落とし穴

【この記事は構想 2日、まったり読むと 2分】

こんにちは!研究者せしおです。

緊張事態宣言が続き、Withコロナ時代に突入しています。
製造業としてもかなり厳しい状況で、なんとか前に進もうと模索中です。
ビジネスの転換を考えるためのヒントをお届けします。

コロナ禍のビジネスとして、シャープさんがマスクを製造したのは話題になってますね。
その他にもZOOMやリモートワークが急上昇しています。

コロナショックとは何なのか、振り返ってみます。
『人』『モノ』『カネ』『情報』で考えると、
感染防止→『人』『モノ』の停滞→『カネ』の停滞
という構造に陥っています。
唯一、『情報』だけは加速しています。(混乱はしていますが)

一気にデジタル化が加速したので、たくさんの不便が生じており、ここを解決するデジタル産業は伸びると予測されます。
一方で、アナログな産業の多くは危機に瀕しています。

製造業も危機的状況です。
人が停滞しているので、航空業界のダメージは計り知れません。
日本の花形である自動車業界も大きな影響を受けると予測されています。
エネルギー業界では、産油国の政治も絡んで石油は暴落、電力は比較的影響は少なく、明暗が分かれています。

その他にも、様々なモノの需要の低迷が予測されるので、産業構造の変革が急務です。
日本企業は国内外問わず真似するのは得意ですが、真似するものがない状況です。
手探りの中で安易な方向に進むと、他社と同じようなものを提供することとなり、競争が激化し、価格競争に陥りかねません。

競争戦略や経営学では、多くの会社が同じ商品を提供すると、どの会社も利益を上げられなくなります。
つまり、他社との違いが利益の源泉になります。
そう考えると、誰もが思いつく合理的なものはあまり利益につながりません。

Withコロナ時代の混乱の中、合理的に考えようとしがちですが、少しひねくれて考えることで、他社との違いを生みます。

例えば、
デジタル化だけでなく、あえてアナログな要素を入れてみる。
衰退する産業にあえて参入してゲームチェンジャーとなる。
大筋の予測が外れた場合に求められるものに着目する。

本日のおさらい
・合理的に考えると、他社と同じになる
・こんなときだからこそ、少しひねくれた要素を入れて考えよう

以上です。
ピンチをチャンスと捉えるしかない状況です。
腕の見せどころです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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