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楽に生きるヒント

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苦しくなく生きていきたいじゃない
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#考え方

私ではなく、あなたが素敵なんです

素敵なのは誰でしょう 旦那様が死んで4年 私は周りの人に恵まれ 会いたい人、好きな人が沢山います 本当に沢山沢山いる 顔の見えない読者さんもそうだし 出会う人、出会う人どの人も素敵で それはどんどん増えていっています そして その人たちは 私のことを好きだと言ってくれる 「せせらぎってこうだよね」 「こういうところがいいよね」 「他にいない」 「相当に魅力的」 : : : 単純に嬉しい 何だか本当に褒められることが多くて その度に涙を溜めて 嬉しい言葉をいただい

愛と課金

好きなものにお金を使う それは尊いことだと思う 推しに注ぎ込むことも ゲームに課金することも 何も否定しません けれど その対象が自分に向いた時 「このようなものに、本当、お金とかいいから!」 「私のようなものがお金なんて取るなんて出来ない!!」 申し訳なさに溢れました それに対する対価なんて 私は与えることなんてできないから… 17LIVEというところから ライブ配信のお誘いをいただいて 誘われたものにはNOと言わない方針でしたが いわゆる『投げ銭システム』が

この世界はやっぱり残酷で悲しい

誰かが死ぬ度に思う なんて 悲しい世界なのだろうと 私たちの生きている この世界は いつも残酷で 悲しみに溢れている あったものは ある日突然に失われ もしくは これから失うのだと 突きつけられる そしてそれは 誰ひとり欠けることなく 全ての人に待っている未来 全員が経験する別れ 誰かに遺され 自分もいずれ誰かを遺していく 別れに涙を流し 痛みに喘いでも 世界は何も変わらない 誰が どこで どんなふうに 死んでも 悲しみに暮れるものを取り残し 世間は何

200%の気持ちをぶつけて何が悪い

私は全力で生きています 全力で生きている自負がある ゴロゴロする時も全力のゴロゴロ 望んでいることを口に出し 願っていることを口に出し 自分の想いを何でもかんでも口に出し 相手との間柄がまだ浅い時でも 全力で全開で自分を開きます いやいやいや 怖いから… 最初から200%の全力投球で行くのやめなさい 友人にはそう言われます 普通はね ちょっとづつ距離を詰めていくの 「お!ここまで話せる?」 「そんな感覚?」 「じゃあここまで話しても大丈夫?」 最初から思い切り

我慢するから我慢しない

『我慢しながら生きる』 私はこれを自分の人生に課せられた 油断したらいつでも流れ続ける涙を堪え 引きちぎれそうな心の痛みを抱え もたげそうな頭の重さに必死に耐えて それでも生きていかないといけないことを 私は神様に課せられた 一生を一緒に生きようと決めたパートナーが 前触れもなく死んだことは これ以上ない苦しみだった 鬱と死はいつでも隣にあり 今も呼んでもいないのに 友達かのようにいつでも隣にいる じっとこちらを見ていて いつそちらに足を踏み入れてもいいように 手ぐ

誰にもならなくていい

私は言葉を綴るのが好きで 自分の言葉にずっと救われてきました 大切な人が死んでから 救いになるような想いや考え方を ずっと探し書き続けてきました それを自分に落とし込むことだけが全てで それは生きていくために必要な作業でしかなかった いつしか その言葉は人に届くようになり 『自分』を生きる人生を考えた時に 言葉を届けて生きていける人になれたらと 思うようになりました そんなこんなを周りに吐露し始めるようになると じゃあ一体どんな書き手になりたいのか というリアル

苦しい時こそ、見るなら幻想と幻を

自分が「だったら良いな」と望む世界と 自分が「そうだったらどうしよう」と恐れている世界と どっちを考えていた方が楽しいですか? 人生とは苦しいもの 未来というものは 何が確証されているわけでもなく 一寸先は闇という言葉があるほど 未知の世界 実際、一寸先の大闇を経験しました 愛した人が突然死んで 誰が何を助けてくれるわけでもなく 真っ暗闇の中、泣きながら必死に子供達を担いで生きてきました 彼が死んで4年が経った今も 苦しくなったり、辛くなったりする時があります 割

正論というくだらなさ

私はいつか大きな声で言います 死んだ旦那に 「死んでくれてありがとよ〜!!!」 って。 そういう精神で生きています この言葉に よく知りもしない人は拒否反応を示すんだろうなと 何てことを言うんだって 私のことを取材してくれた記事が Yahooニュースのトップに上がって それはそれは多くの人の目に触れて それはそれは多くのご意見が出ました 温かい意見も多かった 真意をちゃんと理解してくれる人もいました でも この言葉だけを見て否定する人も多かった というか こ

もしも…なんて願わない

何度も何度も願ったけど 決して叶うことのない願い もしも叶うなら… その文字面を見て そりゃ思い浮かんだものは まーくんと一緒に生きていきたかった 死んでしまった旦那様との未来を考えた でも 違うね そういう『もしも』の願いの話じゃないのね もっと現実的な 実現する可能性がゼロではないものの話 それに向かって何をするかの話 もしも叶うなら…か 私は何を願うだろう 私の望みはなんだろう 一番の大きな 心からの願いは 決して叶うことはないから それ以外は 割と