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うちではないけど可愛がっていた猫について---⑤しょうくん---

残念ながらしょうくんも虹の橋をわたって天国にいきました。

今回は画像が見つかったのでしょうくんを見出しに張っています。

しょうくんとの出会い

今から8年前。離婚のために正社員のお仕事をと思い、建設会社で経理のお仕事に就きました。生来のいい加減な性格等があわず、半年で自己都合により退職。その後、宿泊施設でのお仕事に就きます。娘がいるので、晩御飯は一緒にたべたい。正社員だとその都合はかなえられないため、パート扱いとなりました。しかしそれだけでは家賃を含めかなり厳しかったため、晩御飯の後、学習塾でのお仕事を希望。運よく雇っていただきました。
学習塾にはしょうくんという猫がいました。もう、ねがったりかなったりです。

しょうくんが塾にいた理由

塾の責任者のヤマモト先生が、瀕死の重傷を負っていたしょうくんをほっておけず助けてこの塾で飼い始めたと聞いています。重症というのは、いわゆる猫の大好きなお尻トントンの背中の延長のシッポとの境の部分が、骨の見えるぐらいに損傷していたとのこと。(私が出会った時もまだそのエリアは薄毛だったと思います)

しょうくんは、オス猫ですが、とてもお利口さんで、おっとりとしていて人懐こい猫でした。授業中に邪魔することもなく、気に入った座り心地の生徒のカバンがあれば黙ってそこに乗って寝ていたり。生徒たちもとてもかわいがっていました。

猫当番

ヤマモト先生が基本は塾にいる間お世話をしてますが、年に数回旅にでることがありました。「もしよければお世話していただきたい」とのお話しを食い気味に喜んでと承知いたしました。ああ。しょうくんを独り占めなんて!もう、トイレのお世話もおまかせください!という意欲満載の猫当番。

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ブラッシングも大好きですし、首をなでれば喜んでくれます。玉をころがせば遊んでくれます。持ち上げた重さはオス猫なのでむっちりと重たいです。ふみふみもしてくれます。ああ。猫って猫ってとってもすてき!なんてよい職場なのだろうとヤマモトさんにいつも感謝を思っておりました。

お別れ

塾の先生をして2年で関東へかえることになりました。鹿児島のみなさんともお別れです。
いろんな人に頭をさげましたが、しょうくんは猫なのでわからなかったと思います。(そりゃそうです)それに新しい生徒や先生が4月からはいってくることですし、春は塾は忙しい。

虹の橋

FBでつながっているヤマモト先生の記事に、ある日しょうくんが虹の橋をわたったとの記事がありました。まだしょうくんは若かったけど、ネコHIV陽性の猫で、あちこちいろんな病気があったとのこと。ヤマモト先生もたくさんお世話をしたとおもいますが、しょうくんが最後まで忍耐強かったと書いてありました。

しょうくんに出会う前と今もオス猫を見ていますが、だいたい食いしん坊だったり、暴れん坊だったり、女の子を追いかけたり、上った後降りれなくなってさわいだりとかします。あんなに性質がよい、人を困らせないオス猫はみたことがない優等生のオス猫でした。きっと神様がよくがんばったよ。命をつかってみんなに癒しと幸せを良く運んだねとねぎらっていると思います。

そんなしょうくんがいた、ヤマモト先生の塾のリンクは以下。先日、世界ネコ歩きで放送されました。



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