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No.58 鬱状態を抜け出す 私のケース③住環境を心地良くする

鬱状態から抜け出したいと思い、抜け出す為に、再び私は動き始めました。

その時に見つけたコネクション・プラクティスの講座と、以前から惹かれていたNVCの講座に参加し、学び、「これはいいかも」と思いつつ、一旦そこを離れました。

次に私の意識に留まったのは、住環境の学びと体の癒しでした。

結婚して、2人の子供が生まれて、徐々に物が増え、家の中もパンパンになっていた頃。
18年も経てばね、なりますよね。 

住環境の学びをきっかけに、家の中を整理しました。
例えば、リビングにあった巨大ソファにさよなら。
我が子とその友人たちがその上でピョンピョン跳ねたソファは、何度かクッションを変えつつ、限界な状態でした。座面が潰れて硬かった。
あまり使い勝手のよくなかった、エクステンション式のダイニングテーブルと、椅子4脚にもさよなら。
キャビネットや子供用の小さなブックケースや、他にも色々と、結構手放しています。
押入れやクローゼットの中も整理されました。
片付けをする私を見ていた夫も、自身の部屋を大掃除。

一つひとつの物には、もともとのエネルギーがあり、置かれているその環境からも影響を受けます。
そして家には住んでいる人のエネルギー、感情のエネルギーが張り付くんですよ!

家の中はかなりスッキリしました。
物理的にはもちろんですが、物を動かしたことで、家の中のエネルギーが動き、流れ、軽くなったのを感じました。

気持ちがいい 
気分がいい
心地いい

同時に私の気持ちも軽くなり、片付けをしている間は活力が湧き、すっかり元気になったかと思うほど。
おー、これは!

環境に自分の内面が現れるんです。
自分の内面が環境に現れるんです。
家を見ればその人の今の状態がわかります。
と、その時に教えてもらった通りを実感。
 
住宅に関しては100%は私の思い通りにはなりません。片付けてもまた散らかるし。
家族の個室の状態にも目をつぶります。

ただ、人間も動物も環境から受ける影響は小さくないということや、空間のエネルギーを操作する方法とコツを知ってから、自分の手の届く範囲で、あの時の学びを意識して暮らしています。

そして、その学び自体が楽しかったです。
住宅の鑑定士&コーディネーターになろうかという思いがよぎりました。やめましたけど。

やってみたいし興味はあるけれど、なんかついていけそうにない。
何この後ろ向きな感じ…

体の中の重い感覚が気持ちを重くさせ、その重さが鬱状態そのもので、更に一歩進むことができませんでした。
動けなかった時の感覚が蘇ってきて、苦しくてものすごく憂鬱な気持ちになります。

安全圏から出たくないの?
これは動かないことの言い訳?
本当は何もしたくないんじゃあないの?
私は怠け者なんじゃあないの?
そんな声も内側から聞こえてきました。
自分に厳しい自分。

まだまだ、心と体と頭が一つになっていませんでした。
少し進んでまた止まる。
その繰り返しでした。

それから、この時期、とても傷つきやすかった。
誰かの言葉がグサリと心をえぐる。
既に、何も感じなかったどっぷり鬱状態は抜けていました。逆に心はイナバノシロウサギ。
剥き出しで無防備で、傷つきまくっていました。
傷ついても守れなくて、弱々でした。

いくつかの出来事を思い出すと、私、何してんだ、と思います。そこに行って今なら守れる。
何なら何も言われない。言わせない。

時間をかけてそのくらい強くなったのですね。
4、5年前の私に伝えたいです。
もう少しだから、そのまま進んで。
あなたは鬱状態を完全に終わらせることができるよと。

次回に続きます!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今日も幸せな一日でありますように!

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