【映画】 君たちはどう生きるか
* 映画のストーリーには触れていません。
「もっと映画の情報が広がる前に、先入観無しでなるべく何も知らない状態で観たい」
「宮崎駿作品、10年ぶり。宮崎映画は最後の可能性もあるから、絶対に劇場で観たいの。82才だよ、はやお」
「だから今日観に行ってくるわ」
と言う長女の言葉に、「確かに」と納得し、日曜日の朝イチ、私も映画館へ足を運びました。
公開後、初の日曜日だったとは…
混んでた。小学校の運動会の日の校庭くらい混んでた。大人と子供で溢れてた。
この映画はそのうち観たいとは思っていましたが
「情報が広がる前に先入観無しで観たい」
は、気持ちをくすぐられるセリフでした。
長女はもともと一人で観るつもりで、私を誘ったわけではないけれど、彼女の言葉に乗せられた私は、まんまと映画の代金を二人分支払ったわけです。
ジブリ映画とともに育った長女、あなたはジブリの敏腕広報部の人なのか。
観終わったあとは、
「宮崎駿、あと100年生きて欲しい…
もっと作品をつくって欲しい。
はやお、ずっと少年」
と感想を漏らしていた長女です。
あと100年て…ザックリと長いね。
まぁ言いたいことはわかるので、何も言わずに微笑み返しです。
トトロからはじまり、子供と一緒にジブリ作品を観るようになった私と、物心ついた頃からずっとジブリを観続けている長女とでは、心の中で作品の存在の仕方が違うのだろうなぁ。
と、なんだかそう思いました。
アニメ映画が3DCGになっていく中、今回のジブリはジブリのまま。
美しい手描きのアニメーション映画を、この先どれくらい見続けることができるのでしょう。
相当大変な作業だとは聞きますが…
宮崎駿さんは現在82才だそうです。
知れば私の母と同じ歳で、団塊と呼ばれる世代より少し上なんですねー。
とにかく今日、思いがけず観に行けてよかったです。
ところで、映画館の入り口で、幼稚園の頃に大好きだった、ふたりはプリキュアMAXハート(初代プリキュア)のガチャガチャを見つけた長女は、迷うことなく回していました。
大人になった今もときめくようです。
あなたの中にもずっと少女が生きてるんだね。
お読みいただき、ありがとうございます。
今日も幸せな一日でありますように。
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