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コミュニケーションを成立させるには自分の意識を変えてみよう

こんにちは、丹野です。

多くの方が、”私の言っていることを相手がわかってくれないぃ〜”とか、”相手の言っていることがさっぱりわからん!”と悩んでいると思います。私も悩んでいます。辛いですよね。。。

個人的な考えですが、コミュニケーションを成立させる上で自分の責任範囲は最大で50%であると思っています。残りは相手次第というわけです。ロバート・チャルディーニの名著「影響力の武器」で紹介されている原理を使えばいいじゃないか、と思われる方もいるかもしれませんが、こちらは意図の共有ではなく相手を動かすことが目的なので、ここでのコミュニケーション成立とは意味合いが異なります。

例えば、自分から相手に意図を伝えたいとき、相手が話題に関心を持っているのか、共通の知識や経験があるのか、意図を理解したいと思っているのか、は相手次第です。自分と相手が逆の立場になっても同じです。

ある場面を想像してみましょう。自分が言ったことに対して相手が反論しても「そうじゃなくて、、、」と返ししまうことはありませんか。また、逆の立場でこの言葉を言われたらイラッとしてしてしまうことはないでしょうか。こうなるともう大変。どちらかが折れるまで言い合いが続く流れですよね。

でも、ちょっと待ってほしいんです。そんなとき、正論の言い合いになってしまっていることってありませんか。あるいは相手を打ち負かす勝負の雰囲気になっていませんか。そもそも、はじめからそんな勝負をしたくて会話をはじめたのでしょうか。きっとそうではないはず。相手もきっと、そう思っているはずです。

どうすればいいのか。テクニック的には色々ありますが、個人的にはあまりテクニックに頼ることはしたくありませんし、していません。私が意識しているのは、とにかく「何がずれているんだろうか?」という意識を持つようにしています。

コミュニケーションでは、伝えたい意図がいつの間にか変わっていることがよく起こります。その変化をもとに戻すために「自分の意識を変える」ことがポイントだと考えています。つまり、会話に夢中にならず、一歩下がってみること。間を置く、とも近いかもしれません。対面の会話だとなかなか難しいですが、メールでのやりとりで伝えたい意図が伝わらない、あるいは相手の意図がわからない場合、少し時間を置いてからメールを見直すのことも有効な手段だと思います。時間を見方につけることで客観的に物事を見ることができます。

誰かとコミュニケーションを取るとき、「相互に意図が伝わっていないんじゃないか」と意識しつづけることが大事なのかもしれません。とは言っても、難しいですよね。私も道半ばです。

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