丹野

現在、Servitizing ExcellenceというServitization(製…

丹野

現在、Servitizing ExcellenceというServitization(製造業サービス化)やサービス・マネジメント、人材開発に関するコンサルタント会社をしています。その中で日頃、なんとなく思っていることを言語化しておきたくて、この度noteを始めました。

最近の記事

AIがあればもう勉強しなくて良いの?

こんにちは、丹野です。 仕事柄、データ分析をすることが多いのですが、最近の分析ツールにはAIが搭載されているものが多いようです。 本当に複雑な計算が必要な場合はともかく、多くのケースでは一般的な統計分析で事足りると、個人的には考えているのですが、実際のところどうなんでしょうか。 AIといえば、Chat-GPTの勢いは衰えないどころか加速しています。2022年11月の公開以降、バージョンアップを繰り返して現在は4o(オムニ)になっています。私もたまに遊びで使ったりしていますが

    • コミュニケーションを成立させるには自分の意識を変えてみよう

      こんにちは、丹野です。 多くの方が、”私の言っていることを相手がわかってくれないぃ〜”とか、”相手の言っていることがさっぱりわからん!”と悩んでいると思います。私も悩んでいます。辛いですよね。。。 個人的な考えですが、コミュニケーションを成立させる上で自分の責任範囲は最大で50%であると思っています。残りは相手次第というわけです。ロバート・チャルディーニの名著「影響力の武器」で紹介されている原理を使えばいいじゃないか、と思われる方もいるかもしれませんが、こちらは意図の共有

      • “思い込み”をなくすのは大変

        仕事や生活をする上で欠かせないことの1つがスケジュール管理です。自分でいうのもなんですが、私はスケジュール管理が得意ではありません。いや、むしろ苦手です。自慢になりませんが、スケジュール管理が徹底できずに大目玉を食らったことが幾度もあります。「〇〇に関する打ち合わせは明日の10時からだな」と思っていると実は今日だったり。なんでこんなことが起こるのか。。。 まだ20-30代の頃は今よりも記憶力が良かったこともあり、スケジュール管理を真剣に考えるということをしていませんでした(

        • 「Servitization(サービタイゼーション、サービス化)」って何?

          製造業界隈では、結構前から「製造業のサービス化」という言葉が使われています。似た言葉で「モノからコトへ」や「コトビジネス」という言葉があります。いわゆるソリューションを提供しようとする試みですね。このコラムでは、これらの言葉「Servitization(サービタイゼーション)」と表現していきます。 筆者が関わるビジネス現場では、"「Servitization(サービタイゼーション)」が何なのかわからない”という声をよく聞きます(もしかしたら、他の多くの企業も同じなのかもしれ

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          「問う力」を養うことはできる?

          連休ということもあり、少しばかり本を読んでいました。中でも、「ヨーラン・スバネリッド著, 鈴木賢志+明治大学国際日本学部鈴木ゼミ編・訳『スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む』新評論, 2016. 」で心を動かされた一文がありましたのでご紹介します。 ビジネス界隈では、VUCAの時代だとかBANIやTUNAの時代という言葉が飛び交っています(TUNAを初めて聞いた時はマグロのように泳ぎ続けることなのか?と頭をよぎりました(笑))。いずれも変化の激しい先の見えない不確実な時

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          コミュニケーションの共通基盤は大きい方がいい

          皆様、こんにちは。丹野と申します。 現在、Servitization(製造業サービス化)やサービス・マネジメント、人材開発に関するコンサルタントをしています。その中で日頃、なんとなく思っていることを言語化しておきたくて、この度noteを始めました。 noteに書くコンテンツの中心は、コミュニケーションに関するものが多くなると思っています。 それは、「当たり前のようで当たり前でない」、「簡単そうで難しい」から。おそらく、多くの人が何度も失敗を経験しているコトではないでしょ

          コミュニケーションの共通基盤は大きい方がいい