態度で示す人やTwitterでエアリプをする人の心情と対策
長いことSNSをしていると、この人なんで本人に直接言わないんだろう・・・?これ確実に自分のことやろ。と、声を大にして言いたくなること。あるあるですよね。
ツイッターに関わらず日常生活にも応用が利く話なので、是非最後まで読んでみて下さい。直接言わずに態度だけで相手が察してくれると思っている察してちゃんに対する対策にもなります。
自分の約15年超にわたるSNS経験他から彼らの心情と対策を解説していこうと思います。
基本方針
原則スルーで無理なら距離を取る
可能ならミュート
これが基本方針となります。今回は何故それが起こるのか、主に4つのタイプに分けて、その背景の分析と対策を書いてみました。
目次
① 対象に対して「私は不快ですよ」と気づいて欲しいアピール(チラッチラッ
②周りを巻き込んでアカウントとして不快である旨を周囲にも表明したい(ある意味作品的な?
③ 直で言う勇気は無いけど自分の中でモヤモヤを消化することが出来ない
④ 単純に敵意、煽り、シンプルに攻撃手段
主にこの4つです。それでは1つずつ解説していきましょう。
①対象に対して「私は不快ですよ」と気づいて欲しいアピール
これは事務職の女性とか、物に当たるタイプの男性がよくやるイメージですね。不機嫌を口に出さずに態度で示すタイプがこのスタイルを取りがちです。わざと物音を立てたり、わざとらしくクソデカため息をついたり「私はOOが不快です」と言葉にはしないけど、もう言いたくて仕方ない。気づいてほしくて仕方ないけど直では言わない。この人たちの内心では「察せよ。鈍感が」と思っていることでしょう。
このタイプは公開リプライやDM等で直で対決、指摘すると動揺して逆ギレをします(相手にとっては正ギレ?笑)いずれにせよ、このタイプを指摘すると相手の側の動揺は一番大きいです。
彼、彼女らは、この態度以外で合理的に解決する方法が思い浮かばない残念な人たちです。過去にこれで解決出来てきた。負の成功体験(笑)がある人と言っていいでしょう。
自分がこうすれば相手の側が気を使ってくれていた、ある意味おめでたい人。周囲の大人に恵まれた幸せな人。とも言えますが
逆に、この手法で丸め込める「雰囲気がある人」である場合もあります。
もう少し突っ込むと、こういう家族を持ってそれを見て育ってきた人間である確率はとても高いです。上とは逆に、家族のご機嫌取りが大変だったタイプでもこの手法しか取れない人がいます。家族もそうしてきた、それを見て育ったから、それを再生産するしかないのです。まさに負のスパイラル。
このタイプは仮にこちらが謝罪したら、更に2パターンに分かれます。
・「何のことですか?」(私は別に怒ってませんよ)みたいな取り繕いを動
揺しながらする人。
・「もっと早く気付け、鈍感だ」とキレる人。
どちらにせよ、見ている側や周辺、受け手はストレスになります。ガン無視する、速攻謝る、「そうやってても伝わらないぞ」と逆に煽ってみるなど。
この場合は、早い段階で何かしらのはっきりとした意思、ポジションの表明、リアクションを取ったほうが良いです。長い時間ストレスを受け続けるよりは短期解決したほうがマシです。
周りにマイナスの感情を撒き散らす子供にかまっている暇はありません。幼い彼らを外部から変更するのは困難です。戦わずにいなす技術を。
気分屋が多いので、数日立つと向こうからすり寄ってきたりw(ただし、くすぶり続けて下記②に進化する場合もあります)
②周りを巻き込んでアカウントとして不快である旨を周囲にも表明したい
これは人生における自分の主人公度合いが強く、自我の範囲も広い自意識が大きいタイプがやりがちです。自分は悲劇のヒロイン、ヒーローであり被害者側であるという、内にも外にもガチガチに固めたスタイル。
説明する4つのタイプうち、最も先鋭化する可能性があり、要注意です。
一番の実害は、関連する第三者にもアピールして味方を付けたいという点です。被害者として私はこう思っている。ということをパブリックコメントとして周辺コミュニティに対して表明したい。
このタイプの内面は
・完全に自分のツイートが「作品」や「一つの人格」になっているタイプ
・繊細チンピラの様なタイプ
この2種類がいると思います。このタイプには同じくエアリプで返してやると一番ダメージを与えられます(笑)
しかしこれは相手にダメージを与えたい場合の話です。相手にカウンターパンチを食らわせたい意図は無い、相手を攻撃、矯正する意図が無い、穏便に済ませたい場合はどうすればよいか。
相手はこちらの謝罪DMを待っている場合が多いです(リプライだと第三者から相手側が大人だという部分が察知され、彼らの幼い自尊心が傷つくので非公開のやり取り、DMにするのが肝です)
謝る気が無いのなら、これほど低レベルな自意識に付き合う必要はありません完全無視で行きましょう(笑)
実際に謝ってみると「もっと早く謝れよ」ではなく「え?なんのこと?」みたいなしれっとしたリアクションを取りがちですが、彼らの内心は最高レベルに満たされます。
ただ、このタイプの場合、第三者が絡んできたりと、コミュニティ上やりにくくなる、巻き込まれや、他方への延焼があるので要注意とも言えます。サークルクラッシャー的なタイプです。組織内では自分が先に根回しをするなど、いずれにせよ早めの対応が求められます。
ただし、組織・コミュニティ内で「ああ、あの人は子供だからねw」というコンセンサスが得られている場合は別です。放置でヨシです。自分が人より神経質と思うのであれば、ぶった切ってしまう覚悟も必要です。
問題は、上記、この土台、コンセンサスが出来上がっていない場合に、相手のステージに上がってしまい反論する、応戦してしまうこと。これが一番の悪手となります。これだけは避けましょう。
戦う、叩くなら根回し確認から。戦わないほうがいいのが基本。
③ 直で言う勇気は無いけど自分の中でこのモヤモヤを消化することが出来ない
これはある意味②よりも幼稚で、何かしらの手段も取れない。直でも言えない。自分の中でのストレスが代謝出来ず、素の心情が表に出てしまうタイプです。まあ全部幼稚ですけど(笑)
「相手もコレを見ている」ということなど、もう、彼、彼女らの間では、考える余裕など無いのです。
このタイプは、ましてエアリプされた側の気持ちなど、考えられない。自分がエアリプをしているという意識すら無い場合が多いです。自分しかわからない、相手側に心や気持ちが存在してるの?w昆虫的、反射、本能的。
性格としては最もアダルトチルドレン的なので、そのまま子供に対する親のような気持ちで接すると楽です。
子供を相手にするようないなし方をすると収まります。
確か2chのひろゆきさんも仰っていましたが、小学生に指導をすることはあっても、本気でキレることは無いですよね。
相手を子供だと思って多めに見てあげて下さい。こちらが大人の対応をすれば解決します。
アホらしく思うこともありますが、人間が全ての尺度において、皆等しく大人になれる訳ではありません。こちら側の大人の余裕を見せましょう。
④ 単純に敵意、煽り、シンプルに攻撃手段
最後に、これは最もストレートです。そのまま相手は自分との対決や攻撃を意図としています。あなたを攻撃するため、もしくは煽って試したり、ストレスを与えて楽しんだりするためにやっています。
それも、公然の場で、見えるところでやることも目的だったりします。
あなたにダメージを与えることや、コントロール、誘導することが目的です(部活や会社での指導、教育とオーバーラップすることがありますが、ここら辺は書くと長くなるので省略します
手段はシンプルですが、内面は多岐に渡ります。場合によっては良心からくる教育のつもりだったり、教育という名の洗脳や誘導だったり、間違いを正そうとする(相手にとっての)正義感の拡張だったり・・・
このタイプは原則、完全無視ですね。少しでも反応するとエスカレートします。ただし逆にあなたも対決したい。議論としてブラッシュアップしたい。相手を打ちのめしたいのなら好都合でしょう。
こちらに対決の意思は無く、それがストレスになる場合ぶった切れる関係であるならば、この様な人物とは即、関係を切ってしまいましょう。
2:6:2の法則みたいな感じで、その2割側の「何をやっても敵になる側の人」なので、可能であれば切り捨ててOKな人間関係です。
反応をするのは相手の思うつぼです。完全スルーが一番効果的です。相手からの反応が無いと、相手は自分の行動の効力感を見失い、退散していきます。無反応に対して延々と攻撃を続けるようなタイプならば、もう、あなたの世界には必要の無い人種なので、速攻でブロックをおすすめします。
これによって物事が解決したり、新たな知見が得られ自分にとって何らかメリットがある場合を除き、切れない関係、コミュニティの中でこういう人物がいるのなら、彼らとは出来るだけ距離を置いたコミュニケーションを取りましょう。それが人間関係での一番簡単な護身術、処世術となります。これについては後日別途詳細の記事を書こうと思います。
(書かないまま3年が過ぎてしまいましたw
まとめ
基本はこちら側が大人になること。
両者の成長の機会になる場合も。
いかがでしたでしょうか。初めてSNSに触れてから15年以上、20年に迫りますが、初めてエアリプというものを見たときは正直笑ってしまいました。なんで直接言わんのや?と。手法が子供すぎるとw
長い期間ネットをしている人なら速攻でスルースキルが付く人と、永久につかない人がいます。対決を楽しむ人すらいますw最近初めて何らかのSNSを始めた人や、似たようなリアルでの人間関係で困っている人の対処法の参考になれば幸いです。
相手のステージに行く必要は全くありません。主導権は常に自分の側なのですから。他者は変更不能。自分の反応は変更可能です。自分の側から世界を変えて行きましょう。
以上、長文お付き合いありがとうございました。
もしよければ♡を付けてくれると小踊りします(笑)
【動画版】もしよろしければどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=_GuIcLuQ-lc&feature=youtu.be
身の上等はこれから書いていこうと思います。サポートしていただければ幸いです。1杯のコーヒーから、環境活動、多様性の理解推進、生活費やガジェットのレビュー等に使おうと思います!