Tanner Tesmann🇺🇸(ヴェネーツィアFC🇮🇹)　来シーズン、来る。個人的注目選手①

どうも、Isidorといいます。私サッカーが大好きなもんで、「来シーズン、こいつは来るぞ」と思う選手を紹介したいです。これまでに、J2長崎時代の毎熊にルーキーイヤーから目をつけ、ベルマーレ期限付き移籍時代の名古を見て将来的なブレイクを予想した実績があります。ただまじで博打みたいな予想です。誰1人来シーズン活躍しないかも知れない。
ちなみに以下に私のFotMobのフォローリストを載せておきました。これは5年間かけて作った私の好きな選手総結集です(ナポリ所属の選手はフォローするまでもなく全員大好きです)。これは今回の予想とはちょっとしか関係ないです。

FotMob Myフォローリスト①

FotMob Myフォローリスト②

FotMob Myフォローリスト③

Tanner Tessmann🇺🇸

まずご紹介したいのは、ヴェネーツィア所属のTanner Tessmann(タナー・テスマン)です。同じくヴェネーツィア所属のジャンルカブシオと一緒でアメリカ国籍の選手。ヴェネーツィアはこのほどのSerieA昇格プレーオフでパレルモとクレモネーゼを破って、遂に2シーズンぶりのSerieA復帰を果たしました。SerieAの昇格組といえば、昨シーズンのHjulmand(現・スポルティング)、今シーズンのGudmundsson(ジェノア)と、バケモノが発掘されることで密かに有名ですから、来シーズンのバケモノ候補筆頭は彼になるのではないでしょうか。
彼はヴェネーツィアが前回SerieAにいた最後の年にMLSのFCダラスから加入しました。ただその時は出場試合20試合に対して出場時間671分と、1試合平均にして出場はわずか33.55分であり、この頃からSerieAを見ていた私にとっても特に印象に残るようなプレーは見せていませんでした。そもそもダラス時代の成績を確認して見たところ、結構微妙なんですよね。ダラス所属の2年間で得点は0、アシストもわずか1。目安とはいえFotMobの平均採点も6.7といった感じ。微妙、、

Tessmannのプロ成績

ですが、私このほどのプレーオフでの彼のプレーを見て、長年フットボールを見て肥えた目に光るものを見出しました。ヴェネーツィアといえばポーヤンパロやブシオ、ギトケアーなんかが思い浮かびますが、彼らよりもテスマンの活躍は光って見えましたね。

プレースタイルと成績

まずプレースタイルで言えば、ジェームズ・ウォードプラウズ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿(ウェストハム)と遠藤航🇯🇵(リヴァプール)のハイブリッドのような選手に感じました。とにかく圧倒的なパスセンスを持っていて、1試合平均1.4本のキーパスを出しているところからもウォードプラウズ的なファンタジスタ感を感じ取れるのですが、一方ボールの持ち運び方や見えてる方向なんかが、よく日本代表で見るような遠藤のプレーに近いようにも思えました。ただ1番の特徴はやはりパスセンスでしょうね。そこに通すかっていうパスがまじで当たり前かのように飛び出してくるんです。
そのパスセンスが功を奏してか、今シーズンはダラス時代やヴェネーツィア加入当初の無骨な守備的MFの雰囲気からは打って変わって37試合出場で6ゴール3アシスト。フリーキックからのスーパーゴールもありました。FotMobの平均採点を見ると、チーム得点王のポーヤンパロやブシオ、ギトケアーらを抑えて堂々のトップスコア。その才能を存分に発揮しています。

テスマンの個人成績

平均採点、堂々の1位！！

余談

さらにさらに彼のインスタにお邪魔すると固定投稿に奥さんとのラブラブ写真を3つも設定している愛妻家っぷり。いいっすね。好きになりました。

ラブラブですやん。

さらに、、！彼は22歳という年齢もあって、U23アメリカ代表として今年のパリ五輪にも出場します。しかもカピターノ！(キャプテンのことです)
今月行われるU23日本代表との試合にもおそらく出場することでしょう。1試合目は非公開ですが、2試合目はもしかしたら放送あるかもですので皆さんぜひ、若き才能テスマンに注目して試合をご覧いただけたらと思います！！

以下、Tanner Tessmann今シーズンプレー集。度肝抜かれます。