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その「うつ症状」、ホルモンバランスの乱れかも?

このnoteをつくるとき、必死になって書いていた自己紹介的な文章を読みかえしました。
めちゃくちゃ読みにくかったです(笑)。
たった数か月前ですが、いまとはまったく違う精神状態だったことに、本人がびっくりするぐらいです。
そんなにも、うつ状態だったのね…。
そうかといって、当時の日記を削除するのも違う気がするので、書いたものはそのまま残しておくことにします。
そのかわり、いまの状態で日記を書いてみようと思いました。
もしかしたら、いま苦しんでいる方のお役に立つかもしれません。

自分の状態がおかしいぞ? と気がつき、多少の対策を講じてみたものの…あっという間に精神状態が悪化してゆきました。
その速度があまりにも早すぎて、自分の意識が追いつかないぐらいでした。
なんなら、それほどおかしいと思っていなかったぐらいです。
周囲から心配されるに至って、「こりゃアカン!」と焦りはじめた感じでした。
なぜ、急激にうつ状態になったのか?
直接的なトリガーは外的なものでしたが、自分自身にも要因があると思うので、つらつらと書きだしてみることにします。
ついでに、うつ症状の改善のために有効だったことも書いていきます☆
どなたかのお役に立てればうれしいです。

元から自虐傾向にあった。


自分で自分の内部に向かって、マイナスのトリガーを引く癖があった。
不健全な家庭環境で、身につけた癖だと思います。
習慣とはおそろしいもので、何歳になっても延々と自分を刺し続けるのを止められずにいました。
そんなことをする必要は、まったくありませんでした。
むしろ害毒であり、ストレスの根源だったと思います。
これまでの習慣を止めるのは、簡単ではありませんでした。
「自愛」という言葉の意味さえ、よくわからなかった自分です。
あまりにわからないので、これは人様から学習するしかないだろう。と思い至りました。
ネットの海でみつけたカウンセラーのPocheさんの言葉が、やけに刺さったので試し読みし、著者を購入しました。
PocheさんのTwitterをフォローし、すがりつくように自分に刺さるフレーズを復唱していました。
精神状態の変調を自覚する少し前から読んでいたので、予防薬的な効果もあった気がします。
自分のやることなすこと全部を否定してしまう状態の人間にとって、救いのある優しい言葉でいったん受け止めてもらえるのが、とてもよかったです。
心療内科に行ったりカウンセリングを受けるのもよいですが、自分は病院との相性がよくなかったので、大変助けられました。

やることをギリギリと隙間時間にまで詰めこんでいた。


この時期の自分はほんとうに体調がわるく、ひどい腰痛に胃痛が重なり、物理的に動けなくなっていました。
仕事も、大変忙しい時期が続いていました。
ある日トイレにいくことさえ面倒になった自分を発見して、「これはヤバイ!!」と危機感におそわれました(笑)。
どうにか動けるようになるや、森や庭園へ散策に行きました。
自然いっぱいの森を歩く。小鳥の声を聴く。
これには裏付けがありまして。小鳥の声はうつ状態の人にも健全な状態の人にも、ストレスをやわらげリラックスさせる効果が高いようです。


動くとまだ痛かったのですが、じっとしていても痛いので(笑)、なかば強制的に出かけました。このままでは、ほんとうにヤバいことになるぞと直感して(笑)。
笑いごとじゃないですね。危なかったです。
ひとりで行ったときもありますが、休日には友人がつきあってくれました。
散策ついでに行ったことのない店でご飯を食べたり、美術館で好きな絵を見てぼーっとしたり。
忘れていた時間の使いかたを、ゆっくり思いだすような感じでした。
森に行くと、聴いたこともないような美しい音色で、知らない鳥がさえずっていました。それはそれは楽しそうに。
どんな音楽もかなわないほど、うっとりするような美しさでした。
木々のあざやかさも花の香りも、春の水音も、ぜんぶ楽しかったです。
毎週森に通っているうちに、心に余裕が生まれてきました。
だいぶ時間をとらせてしまったと思いますが、一緒に行動してくれた友人に感謝です。

ホルモンバランスの乱れで、胃酸過多になる?


森を歩くことで、不健康な精神状態はずいぶん改善していました。
ストレスのかかる要因も減らし、思い当たることは何もないのに…。
原因不明の胃もたれと消化不良が、依然として続いていました。
おいしいものを食べに行っても、消化できないんじゃないかと不安になって、よく味わうことができませんでした。
胃酸の出過ぎを抑える薬をいただいてきて、ほんの少し安心したとき、自律神経失調症で胃酸の分泌量まで狂ってしまうことを知りました。
…それだ!

原因がわかると、少し安心して胃の調子も落ち着いてきた気がします。
原因不明の不調を抱えているという、不安自体もココロによくなかったのでしょう。
わけのわからない気分の急降下に悩んだり、苦しんでいる方。
もしかしたら、ホルモンのバランスが乱れているのかもしれません。
自分を責めて深い穴に落ちこむ前に、病院などで相談してみることをお勧めします。
私は真っ先に心療内科にかかろうとしたのですが、予約がとれなくてかなり待ちました。
自分に合った病院であるかは診察を受けてみないとわかりませんので、賭けでもあります。
かなり遠回りをしてしまいました。
モダモダしているうちに胃の症状が悪化して、内科に駆けこみました。心療内科の先生より親身に話をきいてもらえて、なんだか安心してしまいました(笑)。
体の不調から、心の不調へ至るパターンもあるのですね、
近年の心療内科はどこも激混みのようですから、身体症状をともなう場合は一般の病院に行ってみるのも手だと思います。
それだけ心の不調を訴えられるかたが多いのでしょうね。
ご自愛ください。

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