ベンジャミン・バロック

観葉植物
観賞用のため
ボクの部屋に置かれた植物

窓辺の光がさしこむ
日当たりの良い場所

最初は多肉系にしようか
少し迷ったんだけど
葉っぱがプックリとして
可愛いから

あなたも
きっと喜びそうだし
一緒に
おなじ時刻に
おなじ朝を迎えられたら

いつもとは
ちょっと違う風が吹いて
朝の食卓も和むかもとか

トーストかじる音も
バターを塗るのも
ボクのための
ピーナッツバターが
冷蔵庫にはあったけれど

結局
窓際のテーブルの上には
ベンジャミン・バロック

葉っぱは小さなのにしたよ
ボクの吐き出した
二酸化炭素を
酸素に変えてくれてるからなのか
前よりも
深呼吸もだいぶしやすくなった
光合成ってやっぱり偉大だね

あなたと
歩んだ道程の長さと
ボクが描く
未来の時間の長さが
等しくなる時

もしもあるなら
あなたと
一緒に住んでる自分の姿を
ひとり勝手に想像しながら

昨日も、今朝も
ボクは
霧吹きを右手に持って
ベンジャミンに
水遣りを済ませる

窓の外はいい天気
爽やかな
穏やかな
夏の風が吹いている

午後からは
暑くなりそうね
週末も
雨が降らなきゃいいね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?