Medaka
サダメられたもの
何であるか?
あなたは
確認しない
その目で
確かめようとしない
怖くなった?自分が
不安と恐怖に
殺される気がした?
カタチの無いもの
ただの概念的な要素たち
ジンチク・ムガイな人々
そして、生き物たち
罪がなくたって
ヒトに寄っては不都合
都合が良くない君は
私の友達ではなく
ただの知り合い
彼らは
勘違いしているだけ
つまりはボクを
観念も常識も
囚われたバイアスも違う
他人に
愛情、優しさ抱いても
たかが知れてる
鷹にも鷲にも
鳶にもなれず
鳥ではないような醜さに
正しい存在感はありえない
君はトベナイ
ヒトはトベナイ
羽根、翼はナイ
背中にあるのは
背負ったのは
自分自身の宿命
運命(さだめ)だけ
辛くなったら
重くなったなら
リュックサックから
ペットボトルの水
一本、抜いてみると
ちょっと軽くなるよ
ボクからの
口先だけの優しい言葉
素直に
聴いてくれるなら
君側にある
可能性は
まだ
無くなった訳じゃなく
明日も
今日と
同じように
笑えるのかもね
自分の可愛さ
可哀想さを
存在感には
呑み込まれないように
危うくならないように
呼吸のテンポ
鼓動の回数
脈拍数だけを見詰めて
メダカのように
サダメられた通りに
ホントに
メが出たくなるまで
愛に変わるまで
孤独の暗闇
ヒトリポッチで
小さな生命
幼い微熱
やってくるのを
『ずっと』
『永遠に』
『待っていたら?』
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