旅の終わりへ

今日からいよいよ期末テスト。

前回のブログで書かせていただきましたが、
現在、高3のコミュ英Ⅲの授業は生徒が創り企画運営しています。
#生徒が創る授業

今日はこの取組をしているとあるクラスである三年生のコミュニケーション英語Ⅲの様子を紹介します。

▼生徒が創る授業ってどんなの??


この、#生徒が創る授業をスタートして1年経ったとき、
はじめる前の予想通り、
教育のパラダイム転換の片鱗を見た気がしていました。

これは「教える」という行為の見方を捉え直し、
近代社会が生み出した「格差」という負の側面を越えていきうる可能性をも含んだ取り組みなのだ
という希望もあります。

3年生コミュ英では運営チームをつくり、
彼/女たちはどんどん評価観をアップデートしていきました。
2学期のタイミングでは、
「振り返り」→「問題発見」→「ゴール設定」→「テスト計画」→「授業内容構成」→「授業実施」
まで見事に実施していました。

テストで何をどう測るかまで自分達で考えるってすごくないですか??
#バックワードデザインを高校生がしています

そして今日のテストをもって2年目の授業が終了します。


▼旅の始まりと終わり


2022年4月。
今年度の一回目の授業。
クラス全体に問いかけました。

「英語力って結局なんだと思う?」

mindmapを対話を通して広げていってもらって、

「ではその中でみんなが"これ!"と思うものを1つ選んでみて」
と伝えます。

そして選んだ理由と、
自分がどんな力を養いたいのかをペアで対話。
話が膨らんだところで、

「今話したことを言語化してみよう。終わった人は、それを養うためにどんな授業を創っていきたいか、プリントに書いてください。」




ここまではこれまでもやってきた僕の授業開きでした。

ここからが#生徒が創る授業になります。


そのプリントは、授業後全て写真に撮って運営チームに渡します。
そして始まる運営ミーティング。

チームは、
そのプリント=クラスの想い に目を通しながらミーティング。

・授業をする「目的」
・授業づくりの「方法」
・授業「内容」

をあーでもないこーでもないと対話していました。




言葉を丁寧に重ねる中で、
少しずつ「なんのために英語を学ぶのか?」という輪郭が見えてくる。
見えない景色がある子もいる。
それでいいと思う。

それよりも、
「俺はなんのために英語をやるのかわからない」
と素直な気持ちで語り、
「なんでそう思うの?」
と問いかけ合う関係性をつくれていることが素晴らしい
思う。

素直に「良いチームだなぁ」と思ってみていました。

そんな彼/女の
「自分達で自分達の授業を0から創る」
という、はじめての【旅】がいよいよ終わります。

最後の振り返りで、
何を話してくれるのか。

今から楽しみです😊


皆さんは、#生徒が創る授業ときいて、どんなことを思われますか?

また対話させてください。


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#生徒が創るテスト
#学校教育でもできること

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