発達障害通院日記～栄養不足の可能性～

謎の理由で通院をすっかり忘れてしまい、数日間寝る前の薬を強制的に抜く事になってしまった。わりとやらかしたなと自分でも思っている。そんなこんなで予約を取り直した8月分（前半）の通院日記です。服薬していなかったからか頭が回らず今回は殆ど何も伝えていない。

今回の診察で伝えた事

・最近は家に人がいる事が多いから可能な限り食べれる時は食べてる
・服薬ができなかった時はトリガーも引いていないのに身体だけパニック症状発生（頻脈、冷や汗、呼吸困難、吐き気、感覚過敏、腹痛、冷え、脱力感、精神状態悪化）に加えて思考の加速、集中力散漫など発生

主治医のお話

最近僕分子栄養学の観点から患者さんを診る事が多いんだけど、せりぽよさんが身体動かないって思うのもそれなのかなって思うんだよね。可能性としては鉄分不足とタンパク質不足が考えられると思う。

（入院時の血液検査の結果を見返して）やっぱりタンパク質の数値めっちゃ低いねー。発達障害の人が大体20以上ないとキツい数値、せりぽよさん8.5とかだもの。そりゃ身体動かなくて当然だわ。プロテインとか飲んだ方がいいね、ソイとかじゃなくてホエイのやつ。

（最近プロテイン飲んでるという事を伝えて）偉い～！ホエイだったら尚の事偉い！現状でタンパク質以外に何が不足しているかを調べるためにも今日採血したいんだけどいい？（OK出す）

おっけーありがとう。そしたら次回の診察なんだけども、血液検査の結果が早くて1週間後には出るから早めに来て欲しい。（資料を渡して）次回までにこの資料読んできてほしい。で、次回検査結果のお話と今後の栄養素的な観点の工夫を考えていきましょう。

栄養失調で頭が回らない人に行うカウンセリングは無駄だし、栄養失調状態で身体を動かせない人が行う運動は身体への虐待みたいなものなんだよね。なのでまずは栄養状態の改善をしてから運動やカウンセリング、精神療法をやっていく形にしようね。

せりぽよさんは才能があると僕は思っているから、出来ればよくなって欲しいんだよね。そのままにしておくのがもったいない。今まで見てきた患者さんの中でもダントツに近い頑張り屋さんだと思う。だからまずは動けるように栄養素的な身体作りを一緒にやっていきましょう。それは1年や2年かかる事もあるけど、確実によくなっていくから。でも頑張りすぎないようにね。

今回の通院を経て思う事

要約すると栄養失調に近い状態と言われてしまったの笑うな。鉄分は可能性だけれども、タンパク質は入院時時点ではほぼ確定らしい。あっちゃー。ちょっと今後の栄養素に関しては見直していきたい所存。

「せりぽよさんは才能がある」と主治医は断言したんだけども、これには思わず苦笑いしてしまった。才能か、あったらよかったのだけれども。わりと最近服薬が出来なかった状態もあって自尊心が低下しているので何とも言い難いお気持ちになる。

最近の自分の迷走っぷりが凄い自覚はあったので、次回の通院の時にはもうちょい言いたい事をまとめておく必要があるな。