健康は無限じゃなかった話

先日、ソファのヘリ、およそ80㎝の高さから
不注意で落下してしまった。

頭こそ打たなかったものの、
そこそこの衝撃があり、
直後から頭痛が始まった。

すぐ治るや。

と思いながも

３日経ってもまだ痛い。
心配になり脳ドックを予約。

当日、すっかり頭痛は良くなっていて
受付で
「もう痛くないんですけど、
受けなきゃダメですか？」
と自ら予約したくせにゴネにゴネる。

たしなめられ
大人しく受診。

検査後すぐ、先生と面談。

軽い気持ちで先生に会う。

すると

「頭痛に関しては問題なし。
・・・・なんだけどね。
違うものが見つかっちゃった」

「・・・・・は？？」

とっさの時って
言葉って出てきませんね。

結果としては

脳動脈瘤

あと1mm大きいと
手術をする必要があるらしい。

「今は大丈夫。
血圧だけは毎日測ってね。
あとネットで余計な情報
調べないように。病んじゃうから」

と念をおされる。

一回できたものは、
消失することがないらしいので
特に調べるつもりもないのだけど。

で、これで何を思ったか。

特に健康に問題なく
生きてきた43年。

兄を癌で亡くしたり
父が脳の腫瘍で手術したり
主人がアトピーで会社を辞めたり

命が有限であること
健康の大切さ

というのを
環境から学んできたはずなんだけれど、

自分のこととなると
どうしても無理しちゃう。

我慢したり、
長時間労働したり。

とにかく体を痛めつけてしまう。

健康が有限じゃないと知ることで
ようやく

「自分を大切にしよう」

と思えるのだな、と。

同時に

「人生楽しまなきゃ損」

と強く思った。

自分の人生、
自分のために生きなきゃね。

楽しもう、精一杯。

仕事も遊びも全力で。

死ぬときは

「楽しい人生だったー！！」

って笑って死にたいものね。

ある意味、

いい加減気づけよ、お前。

的な出来事で良かったような気もする。

悪さをする確率も低いらしいし、
大きくしないための
人生を過ごせばいい。

とにかく

楽しく、
後悔のない人生を。