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PENTAXの良いところ、良くないところ(後編)

さてと、この文章のタイトル「PENTAXの良いところ、良くないところ」ですが、普通は悪いところにするところを良くないところにしてます。悪いと言うのは開発者に対してあまりにもリスペクトの無い表現だと思い、「良くないところ」にしています。
ただ、この次に上げるポイントは正直に言って悪いところです。

6.黒死病って知ってます?


中世ヨーロッパで大流行したペストのこと...ではなく。
ペンタックスK-50というカメラで突如起こる、シャッターを切っても真っ黒にしか写らなくなってしまう故障のことです。私のK-50も発症しました。
ここから先は主にネット情報なので、そう思って読んで欲しいのですが、この症状はK-50の前モデルK-30から、もしかしたらその前からの症状の様です。金属部品が磁気を帯びてしまうことが原因で絞り制御うまく動かくなるようです。実は部品も特定されており、修理動画も出回っています。私も動画を参考に自己修理(該当部品を消磁したら解消しました)しました。
しかーし。この件についてリコーイメージングからの公式見解は見たことありません。保証期間を過ぎていれば当然有償修理です。
このシリーズの最新機種であるK-70でも発生しているようです。
このような状態で売り続けている企業の倫理観を疑います。
確かにK二けたシリーズはエントリー機です。企業からしてみたら利益率の低い商品かもしれません。しかし、エントリー機を大切にしないとせっかくカメラに興味を持った人をミスミス逃していくことになっているのになぜ気が付かないのか不思議でなりません。
この不具合さえなければ、本当に良いカメラなだけに、ユーザーへの裏切りとも言えるこの状況をなんとかしてほしいものです。ちなみに今の私の主力機K-3は絞り制御機構が違うのか全く問題ありません。

ちょっと盛り上がって文句書きすぎた。個人的には自己修理で問題なく使えているし、また起こっても修理簡単なのでそんなには困っていないので、文章ほど怒ってはおりません。
ちなみ、この修理の方法だと再発する可能性は大です。

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7.古いレンズは必ず使える


さて、良いとこ探さないと。
PENTAXってカメラの発売より古い純正レンズは必ず使えるってしってました。それこそ50年前のオールドレンズまで。どういうこだわりなんでしょうね。
おかげでオールドレンズにはまりました。古いレンズが使えると新しいレンズ売れないのに、本当、商売の下手なブランドです。まあ、安心して中古レンズ買えるのは良いことですが。
カメラより後に発売されたレンズは使えないことがあるのでご注意ください。

8.SIGMAがレンズ作ってくれない


何があったのかは私は知らない。でもSIGMAがレンズをPENTAX用のレンズを作ってくれなくなった。ちょっと寂しい。でも基本中古レンズしか買っていない私は実害ないのであまり文句は言わない。

9.簡易防塵防滴最強


漢字が並んだが、そういう事です。雨、風に強いです。そんな日に撮影に出かけたくないが、タフなカメラだと思います。でも落としたら普通に壊れるので試さないように。

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10.アストロレーサーがある


簡易的な天体追尾が簡単にできるアストロレーサーがオプションである。
なのに、次に出るAPS-Cサイズのフラッグシップ機にはバリアングルはもちろんチルトも用意されていない。どうしろと言うのだろうか???強みを弱みに変える天才的な商売下手。

とまあ、好き勝手に書きましたが、基本PENTAX嫌いじゃないです。買い替える気も今のところありませんし、できません。(そんなお金ないし。)
PENTAXにその気があれば、長くお付き合いしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。


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