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インドで上手にダマサれる方法:旅する演出家の世界一周【涅槃!インド編02】

涅槃!黒澤世莉です。ちなみにこの涅槃(ねはん)は「ニルヴァーナ」と発声します。読者諸賢は当然お分かりですよね。

さて今回は、インド歴一週間未満という新米のわたくしが、上手にインドでダマサれる方法を伝授します。ちなみに、同じくらいダマサれやすいらしい空港編は体験してないため割愛します。

1:ニューデリー駅

今回のデリー初日は、一泊1300ルピー(2000円)くらいとお手頃なのに、空港への無料ピックアップがついているこちらにしました。

The Prime Balaji Deluxe

このホテルはニューデリー駅から徒歩3分くらいと立地がいいわけですね。デリーの有名な安宿街メインバザールにも歩いていけます。

わたしはチャンドニー・チョークという旧市街の市場に行きたかったので、ホテルの近くでリキシャーをひろおうとすると、150ルピーって言われるんですね。ホテルで聞いたより高いなーと思ってたら、他の流暢な英語をしゃべるインド人が近づいてきました。

で、いいよいいよ60ルピーで行くよとかいいつつ別のリキシャーに載せられて、レッド・フォートの無料券があるから観光案内所に行きなね、とか言いながら途中で降りていきました。で、リキシャーの行き先をグーグルマップで調べると、あきらかに違う方向へ進んでいるんですよね。

そっから先はけんか腰で「チャンドニー・チョークへ行け」「行けば金は払う」「行かないなら降りるぞ」と言って、けっきょく途中で降りました。

そのあといくつかのリキシャーと話して、みんな150ルピーって言うから、けっきょく150ルピー払ってチャンドニー・チョークにつきました。めでたしめでたし。

ダマサれる方法その1:英語をしゃべるインド人が近づいてきたとき、言われるままについていく

2:コンノートプレイス

「インドの銀座」と呼ばれているらしいコンノートプレイス。IndiaTourism DELHIや、

DTTDC Central Reservation Officeがあります。

どちらもインド政府やデリーの観光部門がやってる公式の場所なので、信頼できる場所でしたよ。

でも、評価がめっちゃ低いですよね。これたぶん、コンノートプレイスでダマされたひとたちが、本物と間違えて評価しちゃってるんじゃないかと思うんですよね。

わたしはコンノートプレイスからIndiaTourism DELHIに歩いていく途中に、流暢な英語をしゃべるインド人に「どこへ行くんだ」「IndiaTourism DELHIだよ」「場所はこっちだよ」と連れて行かれた先が、あらかじめ自分で調べていた場所とは違うし、雰囲気もあきらかに胡散臭いので、回れ右して出てきました。で、そいつの命令でリキシャー乗りがついてきた(登場人物多いのがインドのダマし方)ので、てきとうに無視して歩いていると日本語で卑猥な言葉を投げかけてきたので

「二度と言うなこのやろう」

と路上でインド人たちがなんだなんだと見守る中ガミガミ言って、その後自力でIndiaTourism DELHIにつきました。

今思えば「二度と旅人をダマすなこのやろう」って怒ったほうがよかったですね。

その後、IndiaTourism DELHIの中の人に「まあまあリラックスして、おちついてね」とやさしくなだめられてきました。

IndiaTourism DELHI(ほんもの)

DTTDC Central Reservation Office(ほんもの)

ダマサれる方法その2:英語をしゃべるインド人が近づいてきたとき、言われるままについていく

まとめ

「どこの国にもいい人と悪い人がいるよ」ていうのはどっかの公式施設のインド人が言っていたことです。まあそりゃそうです。日本にだって外国人からぼったくる日本人もいると思います。だから我々旅行者は自衛しなけりゃいけませんね。

親切なインド人もいます。無駄に話しかけて去っていくインド人もいれば、無料の飲み物を振る舞ってるときに「お前も飲めよ!」て言ってくれるインド人もいます。あとほんとに親切で場所を教えてくれるインド人もいるのでややこしいです。

ただまあ、ふつうのインド人はあなたを観光局に連れて行こうと思いませんので、ダマサれたかったら流暢な英語や日本語を喋ってあなたをどこかに連れて行こうとするインド人や、そいつの友達や知り合いだというやつについていきなさい私はここでさよならですっていう手口に乗っかると、ダマサれると思います。

インド楽しいけど、油断も隙もないので、気をつけてねー。

涅槃!黒澤世莉でした。さあ読み方覚えたかな?

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