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道なき道

いつもの登山道にはない楽しさを
バリエーションルートで

【今回の気づき】

人間は苦しい登りが続く時、光さすピークが眼前に見えると、早くゴールしたい一心で一直線にピークを目指して進んでしまう
別の道が正解のルートであっても、その分岐に気づかない
「早く楽に」の選択が正しいとは限らない。回り道もまた、正解かも知れない

苦しい時ほど冷静に俯瞰すること
そうでなければ道に迷うばかり



道を見つけて歩くバリエーションルート、
地図読みOJTと山の会の募集にあったので
参加してきました(本年1月につづき2回目)
今回は9名のパーティー

スマホGPS見るのは禁止です
地図読みの力を養います

五月晴れの登山日和
2024年5月18日(土)山梨県上野原市阿夫利山


山梨県上野原市秋山温泉の駐車場に車を停め、
登山口の「緑と太陽の丘キャンプ場」まで車道を歩き、阿夫利山へ入っていきます

新緑が眩しい山の中へ

登山地図から、登山口を探します

配布された地図にはポイントが予め示されており、ポイントからポイントまでの道を探す当番をジャンケンで決めました。私は4番目。4番目のポイントから5番目のポイントまでルートを見つけて先頭を歩かないといけません😣💦
緊張するな〜
間違えたらごめんなさい🙇‍♀️


コンパス🧭の使い方や
山の尾根を歩くので地図から尾根の見つけ方を教えてもらいます 正解のルートは地図に示されているのですが、トラップとなる尾根が見分けられないと地図上の正解のルートから外れてしまいます

しかしながら、地形図をみてもなかなか立体で思い描けない

地図をみて、頭の中でこのへんの立体化がすぐにできないと難しいな😓 山の斜面、出っ張ってるのが尾根線、凹んでるのか谷線。尾根の横は谷、谷の横は尾根
当たり前のことなんだけどなかなか…


基本中の基本なのでしょうけど、実際の景色と地形図を対応させるのが難しいの😓


実際の景色で行くべき尾根を発見するには、あたりを歩いてみないと判断が難しい 谷筋かな?と思っても近くに行くと、ふくらんでる…尾根だ!と思うことも また、ピークなどで尾根がいくつか発見された場合は、コンパスで進む方向を決める。でも、現在位置を把握していないと難しいな😓 現在位置…  高度と進んだ距離を把握しながら動かないといけないんだな〜

進む方向を相談
木漏れ日の中を気持ちよく歩く こんなところばかりだといいのにな〜💦厳しいところもたくさん💦


厳しい岩稜帯が現れる。脇に岩を避けて登る道があるようにも思える。どちらを選択するか…

ここはガツガツ岩をのぼって行くのが正解でした。足をかける場所のある方が安全とのこと。
登って上から脇の道をみると、谷に落ち込んでいました!行かなくてよかった…

しかしこの後、前方を見上げると光差す稜線が見えて、全員が一直線に何の疑いもなく、見えたピークに向け進んでしまいました
(分岐1)
本来はこのピークを目指さず手前で左折です。

人間の心理を知ってもらうため、先生の仕掛けたワナでした💦
勉強になるな〜

だけれども、間違って到達したピークからの
眺めは素晴らしかった😊

雲取山が見えてるかな?


分岐まで戻り、正しく左折して
今回の最高地点頂上へ到着

着きました頂上😊ここでお昼と休憩☕️


普段は頂上に着くと、割と達成感を感じられますが、本日はバリエーションルート。下山も道を探しながらですから緊張感が続きます

この後、結構な厳しい急斜面の下りでした。
歩かれていないため、落ち葉🍂が降り積もっており、足が埋まる😣

ヤドリギ?


登り下りを繰り返し、最終局面、
えっ、崖になっちゃってるんですけど、
どうやって降りるんでしょうか?
どうやら、どこかで道を間違えたかな?

無事降りてから見上げて撮りました。急で普通では降りられない箇所


海の離岸流から離れるように横に移動し、斜面の緩い箇所を探して無事降りられました

でも前は川。堰か〜

杉林から出たら川 小さいから渡れますね🙂


よく見回すと、道路に上がる道を発見。
よかった〜 生還できました😊

鋪道を歩き、車を停めた駐車場へ到着。
秋山温泉♨️に入って帰りました🚗

源泉かけ流し単純温泉♨️ぬる湯。
しかしぬる過ぎる😣結局、加温された湯船に入るわたし。

普通の一般登山道をリラックスして歩くのも楽しいけど、いろいろ考えながら歩くバリエーションルートもまた楽しい😊
まだまた勉強不足ですので、また機会があればパーティー参加で行きたいな
(道がないと一人では遭難しちゃう😣)



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