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『本所おけら長屋』おせっかいができる世は

〜いつの時代もかわらないこと〜
時代小説の醍醐味です

お染さんのこんな言葉に胸を打たれます

「楽しいよ お節介って。
 やくのも やかれるのも。
 だってその人が好きってことだろ」

今、お節介って難しい
簡単には人は信用しきれない
無関心が無難な世の中は寂しいものです

そんな中、粋な江戸っ子の人情話は
世知辛い世では光のように感じます

「あたりめぇよ こちとら江戸っ子でぇ
心で泣いて顔で笑うのよ」

江戸言葉、心地よいな✨

本所おけら長屋に住む、飲む・打つ・買うで
独り身を謳歌する万造 松吉は、
めちゃくちゃな反面、人情深く
とても魅力的な人たちなのです

また、作者の畠山健二さんは、
現代の寛容のなさや無関心への
問題提起をしているようにも思います

わたしは万造さんのファンだなぁ
その心根が好き

大笑いさせてくれる一方で、
ほろりともさせてくれる
もう21巻、200万部突破ですか⁈
完全に遅れてしまった!
まだ14巻くらいでとまってしまってる
早く追いつかないと!

万松または、八万松の名コンビ
お染さんが粋!
徳兵衛さんは藤沢に娘と孫がいるので親近感
かっこよいのよ


もうこれも出ちゃうのね↓

はじめての方にはよいですね お得↓

いつも難しいこと考えててお疲れの方に
おすすめです😊

#わたしの本棚

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