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Decade -6-

次の私の大きな目標は2024年、日本男子バレーボール代表チームがメダルを手にする瞬間を見るところです。それに向けた準備も始めました。2018年に自分の人生で味わった最高の瞬間をもう一度、味わいたいと体験したいと思ったのかもしれません。

2022年。
龍神NIPPONが世界選手権でフランスにフルセットの激闘の末に負けた試合を見たとき、このチームは本当にオリンピックでメダルをとるチームになってしまうかもしれないと漠然と感じました。でも、2023年のVNLを見終わっって彼らが狙っているのは、ただのメダルじゃなく、ピッカピカに輝くそれなんだなということを教えられた気がしました。

2023年の2月にはコロナの影響が薄れてきて3年ぶりにイタリアに行くことができました。龍神NIPPONを引っ張る存在になった石川祐希と高橋藍という二人の日本人対決を見たというモチベーションがいちばんの理由でした。

この8シーズンをかけて自分を磨き続けていた石川キャプテンはもちろんのこと、その後を追いかけてきた藍くんが急成長していることを十分に感じることができたMilano vs Padovaの一戦でした。彼らが強くなっている姿が見れたことはもちろん嬉しかったんですが、自分がそれを現場で見ることができる世の中が戻ってきたことが本当に嬉しかったです。詳細は下記のリンクあたりからシリーズで書いているのでよかったらそちらをご覧ください。

コロナに邪魔されなくなったので、これからは思う存分、現地観戦するぞと心に誓いました。そのためにイタリアに近いドイツ本社の外資系企業を選んだわけですから。

10年で3回転職。
もちろん様々な要因も重なっていますが、基本は推し活がしやすくて、推し活を続けるために必要なリソースが手に入る場所を探し続けた結果です。バージョンアップするために学び続けたこともあります。まさか英語を使わないといけない職場で生き抜ける日が来るとは多分、10年前の私は思っていなかったと思います。

6月には名古屋でVNL観戦、7月には初めてVNL観戦で海外に行きました。パリオリンピックまでの試合を1試合でも見逃したくないと思った結果でした。
そこでは日本では感じられない熱狂を感じたり、国境を超えた新しい仲間にたくさん出会う体験ができました。どうやら来年はファイナルがフィリピンに来るかもしれないという噂もあるので、またマンゴーを食べに、あの熱狂の渦の中に行ってるかもしれません。

VNLで銅メダルを取ったことでバレー男子を取り巻く環境が動き始めていることを感じます。VNLのことそのものは別の場所で振り返ろうと思っているのですが、やはり勝つことで世界が変わるのだなとも実感しています。

OQTに向けてテレビ出演も増えたようですし、その一つの祐希さんの10年を振り返る特集を見て、自分の10年はどうだったんだろうと思って書いたのがこの一連の記事でした。

推し活が生活の中心だった10年。
振り返っても得たものしかなかった気がします。
国内外問わずたくさんの場所に行き、たくさんの人と出会い、新しい体験をたくさんし、それがまた次に繋がる糧になっています。

彼らのような表舞台での活躍とはちょっと違いますが、私の中でこの10年は彼らからもらったエネルギーが仕事で頑張る力になったり、新しいことを体験しようというモチベーションになったりしていたのだと思います。

これからの10年、私にも何が起こるかわかりません。
いい感じに歳もとっているので変わっていくこともたくさんあると思います。
でも、きっと変わらず誰かを一生懸命に応援して、何か頑張る毎日を過ごしているんじゃないかな?と思っています。

ここまでお付き合いいだきありがとうごいます。
感想などコメントいただけるとまた書こうかなという励みになりますw。

文字を残しておくと後でその時の気持ちがわかるので、サボり気味ですがまたぼちぼち書いていきたいと思います。

おわり。


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