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二人のキセキ -Milano vs Padova in Milano 1-

ようやく念願が叶って、イタリアに来ることができました。
3年ぶりの渡航は気持ちのハードルも、準備のハードルもものすごく高く感じました。日本と海外の様子が違うことは分かっていても、もし現地でコロナになったらどうしようとかいろんなことがよぎります。
基本的には「やちゃえ」体質なのですけれどもあまりにも潜ってた時期が長すぎて浮上の仕方を忘れてしまったようで。

私がそれを振り切ったのは昨年の11月の祐希くんと藍くんの直接対決を目の当たりにした時。画面を通して二人の様子を見ながら、なぜ私は現場にいないんだろうと寂しい気持ちになりました。
絶対に、絶対に2月は現地入りすると心に誓って準備を始めました。

私が最初にイタリアにリーグの試合を見に行ったのはLatina(現Cisterna)であの頃は日本人がこのイタリアリーグで対戦することがあるというイメージは全く持てませんでした。

あれからまる5年強、バレーボール男子の環境は劇的に変わっていました。昨年、渡航ができていれば祐希くん、西田くん、藍くんの3人が揃うところを見ることができたんだなと思うとそれは少し残念でもありますが。

私にとって祐希くんと藍くんの今年の対戦は去年以上に重みのあるものになっていました。
お互いにOHのスタメンとしてコートの中で先輩後輩が対戦するってもうそれだけでエモいですよね?昨年の対戦の時は藍くんはリベロとしてコートに立っていましたし。本来の意味での対戦じゃなかったですよね?

そして11月の試合を見て感じたことは下記のリンクをぜひ。

そして2度目の対戦。
祐希くん自身はシーズン序盤はなかなかコンディションが上がらなかったり、本人が出て来れるようになったらメンバーが揃わなかったりというMilanoのチーム状況があって、一方、藍くんは華々しいデビューを遂げた後、対策に苦しみ、修正を続けてきたけれど、チームはなかなか勝ちきれなくて残留争いをしてるPadova。
どっちも負けたくない、負けられないという厳しい1戦にになりました。

この試合で驚いたのは日本人の多さ。
多分、ニュースなどでも話題になっていたと思いますが、北イタリア日本人会という現地にいらっしゃる日本人の方がたくさん見に来てたんですよね。決して全てが日本から渡航者だったわけではなさそうです(ちょっとビビりましたw)。

Milanoの本拠地、Alianz Cloudでの観戦は初めてでした。
思ったよりも大きめのアリーナで、色味は青で統一されているセンスのいいアリーナでした。
Milanoという街のセンスが凝縮されているようにも感じました。

自席からの風景

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