ひっそり細々と続ける園芸も楽しい

noteでは園芸（ガーデニング）を主なモチーフとして投稿をしていますが、実は現在1番力を入れている趣味ではありません。

ここ最近一番ハマっているのは運動です。
しかもダンス系。決して運動神経が良い方ではなかったので　これには自分でびっくりです。（詳しい話はまたいつか…できるかな？どうだろう。）

で、あまりにもハマりすぎて　でも年齢的に頑張り過ぎて足腰傷めてはいけない。楽しい事は良い事だけれど、関節の軟骨は有限だし、もし怪我でもしたら　動けなくなったその後のストレスや落ち込みは凄いのではと容易に想像できます。

そんな時に思い出したのが園芸です。いえ、思い出さなくても長年続けているので最低限のお世話くらいはしていましたが、ここ数年気持ちが落ち込むような事が多くて　一時期の　ワクワクと新しい苗を買って来るとか、育て方を熱心に調べるような接し方ができていませんでした。

育てても　いつかは枯れちゃう。お世話して花を咲かせても　眺める心の余裕が無くて　気が付けば　はい、次の季節。

植物アプリに積極的に投稿していた事もあるけれど、Instagramに近い形式ということもあり、育て方が上手な事はもちろんですが、写真が美しい方の投稿が圧倒的に素晴らしく見えて　自分の地味な投稿なんて…？と思ったり。

一部のフォロワーさんには挿し芽や種まきの画像も喜んでもらえましたが、いまいち場違い？な感じも勝手にしたり。
（現在は当時と違って画像の複数投稿ができるようになったので　使い方によってはアリかな？と思います。）

コロナ禍でステイホームのためか園芸・ガーデニングがブームになった感もあり…アプリの利用者も（多分爆発的に）増え、そんな時に逆に熱が冷めてきてしまった。

苗を買いに行っても「あ～これは以前育ててうまくいかなかった」「この植物は家の環境では夏越し、冬越しできないなぁ　やめとこ」と　ある程度の目利き？ができるようになったのもありますね。

年齢的にもこれからどんどん植物を増やすターンではなくなってきたと感じます。何かあって遠方の実家と行き来しないといけなくなった場合は　全枯れも覚悟の必要がありそうです。
水やりをどなたかに頼むにしても鉢が多すぎて　申し訳なくて頼めません。

以前、善意で留守中に水やりしてくださったご近所さんもいらっしゃって感謝感激でしたが　あてにするのは心苦しくてできないです。

と、なんだか暗くなってきましたが、noteを始めるにあたって、家の草花の話なら気楽に投稿できるかな？と思い、始めてみたら　意外な効果が。

「ひっそり園芸」なので最低限のお世話で　こざっぱりした庭を維持出来たら、という目標でしたが、どなたかに見て貰うことになると　自然にお世話したくなっちゃうものですね！
人って　他人の目を気にし過ぎるのはダメですが、ある程度は気にするのもいいことなんだと思いました笑

もちろん失敗もたくさんありますが、それはそれでいい経験…　投稿していなかったら「はい、残念でした」とあっという間に記憶から消え去るところを　少し記憶にとどめて置けて、次の年のお手入れの参考になるし、もしかしたらどなたかの参考にしてもらえるかもしれない　なんて思っています。

話は戻りますが　noteに投稿することで去年よりうまく育てられていると実感することもけっこうあります。
例えば西の花壇。植物にとって「西日は毒」と言われていますが、例年より朝晩の水やりを自然と頑張っていたら　あれ？いつもより枯れていないかも。という草花がほとんどです。

鉢植えはもちろん毎日水やりしていましたが、花壇は真夏でも毎日は水やり要らないよね～　過保護だよね　なんて思っていましたが、この熱帯気候寄りになってきた近年においては　そんなスパルタ式は通用しない、のかもしれません。
noteのお陰で張り合いができる→より観察するようになったことでそれまで気づかなかったことに気づき、少し進化できる？

ということで「ひっそり」「細々と」のつもりの園芸が　noteによって意外と生き生き園芸？になっています。

もし、なんらかの不都合でお世話ができなくなり、枯れちゃったら…　その時はその時！　少なくともそれまでお世話して楽しませてくれたという事実と記憶は残ります。どうせ枯れちゃうし、なんて思いながら育てるより全然良いと思いました。

これから目指すは　人も呼べるような華やかなガーデン！……ではなく（やろうと思っても無理）
「路地裏の小さな家のおばあちゃんが　古い鉢、もしくはトロ箱を道にせり出すくらいに並べて草花を育てているような雰囲気」かなぁ。
（こういう風景に弱くて散歩の時も旅行先でもそういうお宅を見ては目を細めています。ノスタルジー！）

そんなわけで特別新しい事も無く、今後も家にある草花が何度も何度も登場するnoteになるかもしれませんが、笑ってお付き合いくださると嬉しいです。