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世界の地方音楽の魅力

カンツォーネ

カンツォーネという音の世界はオペラの原型とも言われるらしい。
日本で馴染みのある「鬼のパンツ」フニクラという軽快なリズムには心に残るものがある。
アコーディオンの響きか哀愁の声の力か舞手の気迫なのか。

フラメンコ

また、カルメンで有名なフラメンコ
赤と黒のイメージ。 弦楽器の響きが無くともシンプルにバックで男の手拍子パーカッションの妙技と合の手の唸りにも似たスペイン語の歌唱に場内の静まりは一層シーンと深まる。
おもむろに主役の女が静から動へ
スラリと伸びた足のタップと共に舞が始まる。

民族舞踊 生活に溶け込んだまた、育まれて誕生した音楽は、なんとも心に染み渡る。
引き算ではなく、限られたモノからの編み出された音楽だからこそシンプルでストレートに胸に迫るのか。

JAZZ等もいいな~と思いつつ日本には?

代表的なものは古来からある笙、龍笛を奏でる雅楽があった。
また、庶民的な民謡やお唄い、蛇味線も。

吟や和歌

詩吟の世界にも剣詩舞という剣舞、琴尺八、吟和歌の三位一体の芸術があるが国内でマイナーだからとかビジュアル的に世に露出しないとダメだとの声もある。

私が異国の文化に共鳴するように本物は国外でも通用するのでは。
この吟や和歌には詩に現された一つ一つの文字に魂(たましい、生き様)が込められている。

二十文字ほどに収められた生き様

私も八年ほど吟の世界で稽古を受けていますが、この詩の魅力を借りて吟の精神はオペラやフラメンコ、JAZZと並ぶ日本民族発祥の音楽文化として引き継いで行きたいし、より誇らしく自信を深める事こそが着実に自然に普及されるものとして期待したい。

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