見出し画像

気負わずに発信しよう。『「普通」の人のためのSNSの教科書』出版記念イベントでの学び

noteを始めたものの書きあぐねていました。

小説を発表したいし、心の内側の柔らかい部分についても呟いてみたい。
好きな本や映画のことも語りたいし、ああ何から手をつけたらいいんだろう。

そんなときにnoteプロデューサーの徳力基彦さんの書籍、『「普通」の人のためのSNSの教科書』の出版を記念したウェビナー「普通の人のSNSやnoteのつづけ方」の案内を見つけました。

イベントは8/7日に開催予定で、告知を知ったのが前日の8/6日。
タイミングの良さに、もうこれは参加するしかないと思ったのです。
このnoteを書いている時点で1日経ちましたが、参加して本当に良かったとじわじわ余韻を噛みしめています。

徳力さん、熱くて濃い(でも柔らかくて風通しの良い雰囲気の)ウェビナーをありがとうございました。
ご出版おめでとうございます。

以下わたしの個人的な学びと気づき、2つを綴ります。

◆noteはメディアじゃなかった

7月後半にnoteに2記事投稿したけれど、その後が続きませんでした。
文章を書いて公開することが苦しかった。
自意識過剰なせいもありますが、そればかりとも言えなくて。

noteをお散歩(他の方の記事を読みにいくこと)していると、「なるほど!」「癒される」などプラスの感情を引き出される記事と出逢います。
(読んで良かった……)心の満足感を得られる記事と遭遇するほど、書く
テーマすらあやふやな記事を晒す行為に、ためらいが生まれたのです。

けれども徳力さんのおっしゃった言葉で、気持ちが軽くなりました。

「noteをメディアだと思うと書けなくなる」
「作品として作るのではなく、友達に話しかける感覚で書くと楽になる」
「メモとして自分のために書けばつらくない」
「スキを忘れる」
「呼吸をするように発信する」


わたしは無意識にnoteをメディアだと思っていました。
中途半端で完成度の低いものを掲載するのはいかがなものか、役立つ記事でなければと自主規制していたのです。

そこまで気負わなくてもよかった。
説明を聞くと納得できて、楽になれました。
まずは自分のためにnoteを活用するところから出発します。

◆SNSの地位向上のためにできること

個人的にお話を聞きながら驚いたのが、SNSが未だに市民権を得ていない
状況です
。大企業の会社員の方などが実名でSNSを始めたくても、社外(および社内)への影響を危ぶみ、一歩を踏み出せない現状があるそう。

そういえば義務教育の分野でもSNS=いかがわしいイメージかもしれない。わたしは子ども経由で知った、学校のSNSに関する授業を思い出しました。

全国の小・中学校では、SNSで見知らぬ人物とつながる危険性を生徒たちに理解してもらうための授業が行われています。子どもの通う学校でもDVDを生徒に視聴してもらい、SNSについて考える取り組みがなされました。
DVDの内容は、女子中学生が同学年の女子とSNS経由で仲良くなり、リアルで待ち合わせをしたら中年男性が現れたというものです。
娘が帰宅後に授業の話を聞き「悪い大人もいるから気をつけないとね」と
諭しつつ、自分も警戒心を強めたような……。

子どもたちの親世代は、40代から50代の企業に勤める会社員と重なります。保護者の立場としては、同年代の方々が保守的でリスクを嫌う傾向にあるのは、わからなくもないなあと感じました。
とはいえSNSがあるからこそ、今回のウェビナーでわたしは、徳力さん、
参加者の皆さんと同じ時間を共有できたわけで。
アナログ人間の自分でも、SNSが「スラム街扱い」(SNS愛が伝わる過激な
比喩)ではもったいないとわかりました。
だったら、ぜひ一緒に声をあげていきたい。

ツールをどう使いこなすかは自分次第。
つながりをむやみに恐れずに、SNSの世界に泳ぎだします。
「皆さんを同士だと思います」の言葉に勇気づけられて。

#SNSの教科書 #noteのつづけかた #イベントレポ #SNS   #考え方





この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?