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「何のために書くの?」それは、ただ書きたいから

朝の時間が好きです。
娘を学校へ送り出したあと、お部屋(ケージ)で待機していた白文鳥のしろちゃんを肩に止まらせ、回しておいた洗濯機の中からバスタオルや衣類を取り出す。

洗濯物を吊るすピンチを突くクチバシをかわしながら、全てを干し終わると朝の家事ルーティーンは完了。
ギャーッ(もっと出たい!)と抗議するしろちゃんにお部屋へ戻ってもらい、野田琺瑯(のだほうろう)のケトルで湯を沸かし、カフェオレを淹れる。

ここまでで、時刻は大体AM8:30。
街が本格的に動きだす前の澄んだ気配に包まれ、わたしの心はストレッチを始める。

さあ今日は何を書こうか。
noteを始めて生活に、自分への問いかけが加わった。

♦♦
はじめまして、ライターのsereneと申します。

数日前までは、もっぱらクライアント様に向けての原稿を作っていました。けれども、いまは違います。
それはnoteを始めたから。

ライターだからといって、自分の好きなことを自由に書いているとは限りません。「エッセイ風に好きに書いてください」と有難いリクエストをいただいた仕事もありましたが、自分の場合では例外のケース。

わたしのなかでは、文章を書く目的は他の誰かの役に立つため、でした。
主人公はあくまで自分以外のひと。

「この方(企業)を是非とも世に知らしめたい」、「この方(企業)の想いを言語化して伝えるお手伝いがしたい」。
こんな気持ちで日々パソコンに向かっていたのです。

モチベーションは、いまでも変わらない。
でも心境に変化が訪れました。

♦♦
サイダーの泡のようにぷつぷつと湧いてくる想いは、捕まえないとすぐに
消えてしまいそう。
ひとの感情は一瞬で見失う虹のように儚くて移ろいやすいから、わたし自身が心を揺すぶられるモノ・ことについて書いてみようと感じたのです。

こわごわとアクセスしたnoteの世界。
踊るような文章の並んでいる他の方のnoteを眺めていたら、「書く楽しさ」という言葉が胸に浮かんできました。

こういうの、ずいぶんと長い間忘れていたなあ。思いがけなく懐かしい級友と再会したみたい。

♦♦
ライターでありながら、アナログ人間で黒子気質だった(あえて過去形)
わたしは、発信にはおじけづいていました。
本棚の中身を公開するくらいなら裸を見られた方がマシと考えるタイプで、自分の内情を語るなんておこがましい、とも思っていた。

だけれど、せっかく良いプラットフォームがあるのだから、日々の雑感などを綴っていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

#自己紹介 #ライター #日常 #仕事 #アナログ






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