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不安型愛着スタイル“HSP”が他人に利用されない方法

なぜかいつも誰かの言いなりになっていたり、頼みごとを断れなくてやりたくもない仕事をやらされた経験てありませんか??

毒親(隠れ毒親)育ちのHSPは、親の感情や気分に振り回されるせいで「人の言うことを聞く」「誰かの意見に従う」「人の言いなりになる」ことが当たり前になっています。

実際に私の母はハッキリとした毒親という部類に入っているわけではありませんが、感情の起伏が激しかったり、行動や発言が極端だったせいで、私は幼い頃から母の顔色を伺いながら、たまには機嫌をとるなどして過ごしてきました。

そのせいか、人の気持ちに共感したり理解することが得意な反面、「誰かの言いなりになったり」「上手く人に利用されたり」「自分を粗末に扱う人とつるんだり」するようになっていました。


大人になって自分自身がHSP(繊細すぎる人)という特性を持っていると知ってからは、“人の言いなりになったり、人に利用されやすいのはHSPだからだ”と思うようにもなったのですが、実は最近になってHSPだけが原因ではないということが明らかになったのです。


ちなみにHSPのほとんどは毒親(隠れ毒親)の元で育ってきた人が多いのですが、親のエゴの押しつけや極端な態度に加え、人の感情を繊細に感じ取ってしまうがゆえにこのような問題が起こっているのも事実。

またHSPの兄妹を比較してみても、その人がHSPかそうでないかで親の影響力の受け取り方が違うこともあり、影響力を受けやすいHSPは親の態度によって不安型愛着スタイル(愛着が未形成な状態)になりやすいことが明らかになっています。

なのでHSPが他人に利用されないためには、不安型愛着を安定型愛着に変えていくとともに、HSPという気質を上手く活用できるようにならないといけないのです。


これについては岡田先生も↓この本で詳しく解説してくださっているので、ご興味のある方はどうぞ🌱

毒親(隠れ毒親)育ちは他人に利用されやすい?!

毒親(隠れ毒親)育ちの人(特にHSP)は、「育った環境」と「極度な繊細さ」という特性が相まって他人に利用されやすい傾向があります。

それは先ほどもお伝えしたとおりで、感情の起伏が激しかったり極端な行動をとる親に合わせようと、人の顔色を伺ったり、人に合わせようとしたり、人の言うことを聞くのが癖になっているからなの。


相手が毒親となると、親の当たり前や思い込み(エゴ)の押しつけによって、褒められる機会を失ったり自由に生きることができなくて「自分に自信が持てなくなったり」「自己肯定感が持てなかったり」「自分には価値がないと思い込んだり」することもあります。


そして、このように生まれた“愛着の歪み”が原因で、他人の言いなりになったり、人に利用されていることに気づけなかったり(むしろ必要とされていると勘違いしたり)、「嫌われたくない」「もっと愛されたい」がために自ら利用されにいく人もいます。

またHSPは共感能力(人の感情を汲み取る能力)があるため、相手の感情に飲まれやすかったり、“手助けしなきゃ”という気持ちにさせられるなどして、人に惑わされやすかったりもするのです。

どうすれば他人に利用されなくなる??

そもそも、なぜ他人に利用される人がいるのでしょうか。

それは「人を上手く利用しようとする人間が、利用される人間を馬鹿にしているから」に他なりません。


悪い人間は「ネガティブな人」「自分に自信がない人」「小さなことを気にしていつまでもウジウジしている人」「人の良いなりになる人」「ワガママを言っても嫌がらない人や断れない人」「自分の意見や意志がない人」「自分の価値を低く見積もっている人」を自分よりも下の立場の人間だと認識していて、そういう人を苛めるのが大好きなの。


そして、そこに上手くハマってくれる人がいれば、何度でも使い回そうとするんですよね。

一度目をつけられると、そのループから抜け出すのって凄く大変なんです。


そんな悪い人間に利用されないためには“相手にナメられないこと”がとても重要。

自分を馬鹿にするような言動や理不尽な態度をとられた時には、思いっきりキレてもいいし、説教してもいいんです。


また「頼みごと」をされてもハッキリ断ることで、次から何かをお願いされることはなくなります。

動物や昆虫は身の危険を感じた時に威嚇する習性がありますが、これは他人にナメられないためにも、とても大切な行動なの。



あとは、人のご機嫌とりも“自分にとって都合の良いときのみ”使うことです。

たとえば「仕事の評価を上げたい時」や「面倒な付き合いの場から早く離れたい時」などに私は利用していますが、同じ「ご機嫌とり」をするにしても自分にとって都合の良いときだけなので消耗することはありません。


私はこんな風にちょいちょい「自分のやりたいこと」と「やりたくないこと」を選別しているのですが、自分の心に嘘をつかずに行動するだけでも、誰かの言いなりになったり人に振り回されたりする機会を減らすことができるんですよね。

こんな人には要注意!!

世の中にはエナジーバンパイアと呼ばれる「人のエネルギーを吸い取る人」が存在します。

毒親(隠れ毒親)育ちのHSPにとっては、感情的になりやすい人、影響力が強い人、ネガティブな人がエナジーバンパイアになりやすい傾向にありますが、更に他人に利用されないためには「素っ気ない人」や「理不尽な人」にも注意が必要です。

・相手が「素っ気ない人」の場合

素っ気ない人は、愛着不安があるHSPにとってある一種の「不安要素」となる人物です。

なぜなら表情や態度の変化が分かりづらいため、相手の感情を読み取ることができない相手だから。


また愛着不安があるHSPは「人に嫌われたくない」という思いから、変に気を使って相手に話しかけようとしたり、何とか距離を縮めようとしたり、相手の機嫌をとろうとしたりします。

実はこれが素っ気ない人にとっては不快だと感じる行動となっていて、これが原因で相手を逆にイライラさせてしまっていることもあります。


素っ気ない人に対する接し方で大事なのは「相手が仲良くしようという気持ちがあれば関わって良し」と心得ておくこと。

人間誰しも、相手の本心や緊張感を無意識に読み取っているもの。

たとえ相手がHSPじゃなくても、緊張した状態で話しかけられたり、無理に機嫌をとるようなことを言われたらそれを不自然に感じてしまいます。


なので、ここは「程よい距離感を保つこと」が、お互いに良い関係性を築くマナーだと言えます。

・相手が「理不尽な人」の場合

相手が理不尽な人だった場合、それが無理な要求だとしても、相手次第では平気で要求してくるものです。

その理由は相手を見下しているか、「自分の要求を飲んでくれる」という確信を持っているからでもあります。


なので、自分が受けたくない要求を受けたときは「ハッキリとお断りする」ことが大切です。

ただ、その時の状況や相手によっては断りづらい場面に出くわすこともあるかもしれません。

そういう時は、上司や管理者に報告することも一つの手なんじゃないかなって思います。


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