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ゴーギャンに憧れて訪れたタヒチで   ゴーギャンのひ孫に遭遇した!

あれは2003年の夏のこと

ゴーギャンが愛したタヒチで
わたしは偶然ゴーギャンのひ孫に出会った!

ゴーギャンはヨーロッパに住んでいた頃
絵筆を持つことができなくなり傷心してタヒチに渡った

南国の海で生まれたままの姿で泳ぎ回るうちに
いつしかまた筆をとる事ができるようになり
あの数々の大作を生み出すに至った

彼の生命力と情熱を取り戻させたタヒチに
いつか私も行ってみたい💕

そして2年間、毎日のようにタヒチの写真集や
ゴーギャンの記事を食い入るように読んでいた

3人のタヒチ女性 
画像参照:meisterdrucke


南洋の花々や透明な青い海に囲まれたタヒチに
既に行ったことがあるような錯覚さえ覚えるほど…


そして念願叶い訪れたタヒチ…

ボラボラからの機内で隣り合わせになった男性
50代半ば 陽に焼けた肌に
太陽が瞳に宿ったような
キラキラとした、そして知的さも宿した目✨

初対面の私になぜか

「人生で一番たいせつなのは何だと思う?」

と問いかける
答えあぐねている私に
確信をもった口調で
「自分の夢だよ」と投げかけてきた

さらに彼は
「日本ではゴーギャンて有名かな?」と尋ねる
「日本でというよりも世界的に有名な画家ではないかしら」とわたし。

すると彼は
「私はゴーギャンの母方のひ孫なんだよ」
とこっそり教えてくれた

ゴーギャンに導かれて
ゴーギャンで結んだ私のタヒチの旅

想像を超える素敵な偶然…
セレンディピティ✨体験

脳科学者の茂木健一郎さんは
セレンディピティについてこう話す
「人間の脳は何が起こるかわからない」
という状態が実は好きである
ならば
「コントロールせずに偶有性の海に飛び込もう!
出会い、気付き、受容しよう」


全く意図せず、コントロールを手放し
未知の世界に飛び込むと
思いがけない出会いがあるかもしれない
人生って面白い♫

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