発達障害〜クスリ飲みますか?⑤〜
治療はある意味訓練、だと思う。
人間の世界で生きるためくの…
どこが、この子の移動する次元なのか?
以前書いたように、
人の価値観、生きている次元、今の生活で当たり前だと思う価値観は全体から見ればほんの一部なんだと思います。
ただ、今の社会に適応するためには
はみ出ていたなら自分で同化させる(フリ)をしなくてはいけません。それが意志で本人がコントロール出来るようになるまで
試錬、鍛錬 の毎日かもしれません。
過去記事
マスとはなにか(導入記事)
発達障害を知ること(発達障害と薬・一薬剤師の個人的な薬の捉え方)
ラベリングの必要性(薬の話とは別に)・発達障害児への私なりの向き合い方
息子の気質(支援を受けることができるようになるまで)
★New★入学準備〜小学校生活〜保護者の立場から
実際、発達障害はと言われる子供は
通常発達の子供より、手をかける必要はあると思います。
それも子供の個性で、保護者としては、することがたくさんあって充実した生活ができているなと、忙しさを楽しめていると私自身感じることは多いのですが
社会に預けるとなると、保護者だけの話では済まないので困るところもあります。
多分、人と歩調を合わせることが苦手。
いわゆる通常発達の子供に比べ
やはりマスの人口層からはみ出た気質の人間は生きづらい。
本人も合わせられず辛いのだけど
周りは周りでおとなしく管理されてくれないわけですからやりにくいわけです。
どっちが悪いというわけではないのですが、マス層の人口のほうが多いですから、そちらの考えが優先されてしまいます。そして、マスから外れた人間は色々な目で見られてしまいます。
入学前までは、まだまだ一般発達の子供の発達も中途半端なため、違和感があったとしても
一般的なプログラムが受けられないというのは比較的少ないかもしれません。
とにかく、環境が大切です。その子にあった環境を整えてあげることが大切です。今まで散々お話していますが。
一年生になり、色々と保護者は疲れることが多かったですね〜
時間どおりが苦手
人と歩調を合わせるのが苦手と、先に書きましたが。まさに息子の最大の問題が、まさにそれです。
一年生になって一番保護者が苦労したのはこれでしょうね。
七時に出かけないと集団登校の集合時間に間に合わない。
なのに、何度言ってもだめなんです。
隣で物音がするとそちらを確認しなくてはいけないわけですから、朝ごはんを食べることができないわけで‥準備が完了しない。
靴下はいていないと本人が気づき、靴下を取りに部屋に戻る
と、その部屋で見つけた興味のあることに熱中し始めて靴下を取りに行ったことを忘れる。
→こうなると、一般のADHDでよく言われる症状なんですが、息子靴下のことは覚えているんですよね。
靴下を取りに行くことより、本人にとって大切なことにであってしまったわけです。
これぞ、今までお話してきた次元移動。
多分、自分なりの時間があるのだと思います。
が、それでは社会生活うまく行かない。ある程度共通のルールに沿う必要があるわけです。
その所属するコミュニティの
例えば、日本なら日本独特のルール
日本以外の国には成り立たないことでも。日本というコミュニティに所属するならある程度受け入れる。
そのルールが全て正しいと言っているのではありません。あしからず、
そのルールは時代に合わせて変わっていきますね。変わることが当然です。
また脱線しましたが、
時間を守ることが苦手な息子。の話に戻りましょう。
高速で次元移動をするわけですから、周りはついていけない。
ADHDとの診断は息子受けましたが
一般的なADHDとまた違う気質がある。マスからはみ出た人間は、少数派。その中でもまた個性があるわけですからなかなか分類することは難しいですね。
ラベリングが無意味になる場合はこういうことです。
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