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鳥と暮らす

うちには二羽ニワトリ…ではなく、セキセイインコがいます。

ラッキー 男の子 8才(黄)
あお 女の子 4才(青)

セキセイは子供の頃に飼ってたことがあって(あの頃は今考えると劣悪な環境でした)、大人になってからまた飼い始めました。途中、海外に長期滞在していたことがあったので中断したこともありましたが、あれこれ、この子たちで7〜8代目くらいです。

セキセイインコの寿命は平均7〜8年、長い子だと10年選手もいると聞きます。うちのラッキーは今年の11月で9歳になるので、人間でいうと70代に差し掛かる年齢です。

そのせいか、今年になってからどことなく快活さがなくなり、脚の力が弱くなってきた気配が見受けられました。我が家に来た時からずっとほんとに元気な子だったのでこれまで動物病院にかかったこともなく、でもこれはちょっとどうかな…と思っていた矢先、コロナ禍です。

鳥はエキゾチックアニマルに分類されます。どこの動物病院でも診てくれる訳ではなく、専門医のいる病院にいかなくてはなりません。比較的大きな街に住んでる我が家でも近隣に2軒しかなくて、それぞれ、交通公共機関を使って片道1時間弱かかります。

なので、本来であれば、主治医の先生がいて、毎年定期検診に連れていくというのが正しい飼い主としての在り方なんでしょうが、小さな生き物にとって長時間の移動はそれだけで負担です。うちの子たちは基本、病院にかかったことがありません。ラッキーも然りです。

そんな我が家、私にとって病院に行く!と決めるのは一大事です。安全に運ぶ方法や病院までの最短ルートを調べたり、そして、万が一、大きな病気が見つかった時の心の準備をしておかなくてはなりません。

他の動物たちも同じかもしれませんが、鳥たちはギリギリまで体調が悪いことを周囲に隠すと言います。野生としての習性ですね。だからこそ、あれ?何かおなしいなと不調の様子が見受けられた時にはもう遅く、小さな体に施す治療がないことも少なくないです。

長引く緊急事態宣言で予想以上に足止めされ、毎日様子だけを観察する日々が続きました。数か月前と比べて明らかに脚の様子はおかしいですし、素人目にも決して「良く」はなっていっていないことが分かります。なのに、ラッキー本人はというと自覚がないのか隠しているのか、食欲旺盛、元気は元気なのです…

けど、先日、意を決して連れて行きました。

(続く・・・)

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