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【雑感】矛盾する規範

朝方6時、出勤するために電車に乗ると、思いの外混んでいて驚く。駅は既に3密状態だが、一応、たとえば階段では上る方、下る方と人の流れが秩序だっていて、方向性がきっぱりとあらわれている。しかもマスクをしていない者は一人としていない。

さすが日本人の道徳意識、と感嘆することもできようが、注目すべきは、そのホームに発着する電車の特質上、朝はホームから下りて駅を出、職場へ向かう人の数が圧倒多数で、上ってゆく人の姿は稀である。というより、ほとんどいなくて、階段を下りる一歩目から下りきるまでのあいだ、隣の上りレーン?はガラガラに空いているのに、こちらはぎゅうぎゅうの三密という、なかなか面白い光景を毎日のように見る、ではなくてその中に私は紛れているのだ(笑)

どうやらこの場合、優先されるのは交通ルールのようであるらしい。しかし3密防止の根本は、大切な人、そして自分の健康、命を守ろうという意思に由来しているはずなのだが、上り側を下ったところでさしたる弊害もないのに、この規範を固守して3密を忍ぶという、なんと滑稽なのだろうと思わざるをえないのだった。

ちなみにその駅とは中野駅のことなのだが、そんな滑稽なことになっている駅は他にも沢山あるのだろうな…
私はそもそも人混みが嫌いなので、そういう意味でたまらず上り側を下ったりもするのだが、ともかく危機のときに思考停止にだけは陥りたくないし、常識というものを絶対的なものとして崇めるようなこともしたくないと、所詮そんなものは人の都合次第でいくらでも移ろうものなのだと、そんな思いが日増しに強まってゆく。

( ´艸`)🎵🎶🎵<(_ _)>