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「新ビジョンイラストの続きをレゴ®で創造するワークショップ」とは
こんにちは。セプテーニグループnote編集部です。
セプテーニグループは、2022年10月に理念体系を改定し、ビジョンを一新、バリューを新しく設定しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1712561257388-37b79rOvgK.jpg?width=800)
新ビジョンの公開とあわせて、下記のイメージイラストを制作しました。
ビジョンをイラストで表現することで理解を促し、幅広い方に親しみを持ってほしいという思いから、このイラストはコーポレートサイトや社内に掲示しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1712561297366-AMSCtJiX0g.png?width=800)
新しい時代をつくる⼈が育つ場となる
クリエイティビティとテクノロジーによって、
なめらかな未来へつながるドアを広げる
複雑化した世の中を、デジタルの⼒で明るくシンプルに
イラストには、上記の新ビジョンから、「新しい時代をつくる人」や「クリエイティビティ・テクノロジー」「明るくシンプルな世界」などのイメージや、事業に関する内容が描かれています。
しかし、こちらのイラストは完成形ではありません。
社員からビジョンに対するイメージを更に集め、描き足し、そのタイミングの当社グループにフィットした、ビジョンがより解像度高く伝わるイラストを共創していくことを想定して、あえて余白を残して制作しました。 この「ビジョンのイメージが変化していく」ということ自体が、当社グループのカルチャーを表しているのかもしれません。
▲セプテーニグループは変化と仕組み化を行き来しています
そこで当社グループでは、ビジョンイラストの解像度を上げるヒントを集めることを目的に、「新ビジョンイラストの続きをレゴ®で創造するワークショップ」を実施しています。
新ビジョンイラストの共創、ワークショップ実施の狙い
ワークショップは、グループ内の多様な視点からヒントを吸い上げるため、様々なグループ会社から有志を募り、実施しました。
ワークショップの狙いのひとつは描き足すイラストのヒントを集めることですが、もうひとつの狙いは社員ひとりひとりの新ビジョンのハラオチです。
当社グループでは、個人の理念や指針などの大切にする想いとグループの理念との関連性が高まることで、ひとりひとりの自分らしいアントレプレナーシップの発揮につながり、その結果グループが持続的に成長することを目指しています。
社員ひとりひとりが自身の理念と新ビジョンとの重なりを認識する場をつくりたい。
そこで当社グループに所属している意義を再認識し、その人らしいアントレプレナーシップを発揮し、より高いパフォーマンスの発揮につなげてほしい。
このような想いから新ビジョンイラストの共創、ワークショップを実施しています。
「新ビジョンイラストの続きをレゴ®で想像するワークショップ」とは
ワークショップはレゴ® シリアスプレイ®という手法を用いて実施しました。
レゴ® シリアスプレイ®とは
レゴ®ブロックを用いて直感的に手を動かしながらイメージをかたちにして、言語化しにくい想いやビジョンについて対話する手法。
参考:https://www.lego.com/ja-jp/themes/serious-play
![](https://assets.st-note.com/img/1712561497013-AvUOKEm4wK.jpg?width=800)
レゴ® シリアスプレイ®メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータのセプテーニ・ホールディングス コーポレートデザイン室長 兼 サインコサイン代表の加来さんにワークショップを主導していただきました。
▼新ビジョン策定のプロジェクトも加来さんにご担当いただきました。
「普段行っている業務をブロックで表現してください。」
このようなウォーミングアップから始まり、お題はビジョンに関連した内容に。
「新ビジョンが実現した世界はどうなっている?」
難しいお題に悩みながらも、黙々と手を動かしブロックを組み立てていきます。コツは頭で考えるのではなく、とにかく手を動かすことだそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1712561567567-2JzpwHac2P.jpg?width=800)
ブロックが完成した後は、共有タイムです。
「真ん中にあるブロックは何を表していますか?」
「○○さんはこのブロックの中のどこにいますか?」
参加者からの質問に答えたり、つくったブロックを指でなぞり説明したりしながら各々が思う「ビジョンが実現した世界」を言語化していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1712561596495-rkFoSaFJQP.jpg?width=800)
最後に参加者ひとりひとりが組み立てたブロックの中で残したいパーツを持ち寄り、合体させます。
チームでつくり上げたひとつの「新ビジョンが実現した世界」をストーリーとして言語化し、ワークショップは終了です。
![](https://assets.st-note.com/img/1712561620180-rNpm3uqcox.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1712561645127-DJlNxrCcc4.jpg?width=800)
イラスト完成!
ワークショップでの参加者の発言をヒントにイラストへ描き足す要素を抽出しました。
そして、バージョンアップしたイラストが完成しました。
【before】
![](https://assets.st-note.com/img/1712562413403-tadeReqo0z.png?width=800)
【after】
![](https://assets.st-note.com/img/1712561755591-0I5ZvAiF9O.png?width=800)
ワークショップから得た「新しい世界への階段」「なめらかな未来へのロケットの発射台」「グループという大きな船に乗ったクルー」などのキーワードをイラストに描き足しました。
より社員ひとりひとりが新ビジョンを身近に感じるイラストになったのではないでしょうか。
こちらのイラストは今後、バーチャル背景などで活用する予定です。
ワークショップ参加者の声
ワークショップの実施後の参加者からのアンケート回答は、
・ワークショップの満足度100%
・参加者の90%以上がこのワークショップへの参加を周りの人に薦めたいと回答
と、大変好評をいただきました。
また参加者からは以下のような声が寄せられました。
ー普段、グループ全体のビジョンについて考えたり自分ゴト化する機会がなかったのですが
今回のワークを通してより身近なものに感じる事ができました!
ー自分がやっていることややりたいことが、会社のビジョンの中に含まれていて、普段は特にこだわりがなかったけども、これからも働きたい会社であると再確認できました。
ー会社のビジョンは知ってはいるものの、どちらかというと「自分が所属している会社(グループ)が打ち出している方針」、「何か判断に困ったことなどがあったら立ち戻る指標」のような存在でした。そのため、「自分ごと化」して考える機会が今まではなかったので、改めて考えるきっかけとなりました。また、いつもは関わらない人とも話すことができ、楽しく、参加してよかったです。
ワークショップに参加したことで、自身の理念や業務と新ビジョンとの重なりに気付き、新ビジョンへのハラオチ、当社グループに所属している意義を再認識するきっかけになったとのことです。
今後も継続的に取り組みを実施し、社員ひとりひとりのグループ理念の自分ゴト化、自分らしいアントレプレナーシップの発揮につなげて参ります。