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まずはメンバーが育児も仕事も両方楽しめるような働きやすい職場にしたい~子育てが楽しい時代の実現を目指すTowaStelaとは~ #セプテーニグループ会社インタビュー

こんにちは。note編集部です。

セプテーニグループには、子育て中のママさん・パパさんを応援したいと育児領域で事業を展開している会社 TowaStelaがあります。
今回は、代表の丸谷さんに、TowaStelaの組織や育児領域で事業を展開する想いなどお話を聞いてきました!

丸谷さん

TowaStela 代表取締役 丸谷陽介
2011年にセプテーニに新卒入社し、コンサルタントとしてインターネット広告のディレクションや運用に従事。2014年にセプテーニグループの新規事業プランコンテスト「gen-ten」に出場、準優勝したことをきっかけに、新規事業開発を行うセプテーニ・ベンチャーズに転籍。2016年にTowaStelaを設立し、育児業域で新規事業を手掛けている。

ー TowaStelaの事業内容や沿革を教えてください。

TowaStelaでは、育児領域でEC事業とインターネット広告事業の2つを展開しています。EC事業では、マグカップや時計などのオリジナルフォトグッズを扱う「ベビフル」と、育児系の雑貨を扱う「amanoppo」を運営しています。

インターネット広告事業では、ファミリー向けブランドを取り扱う企業を対象に、Instagramを中心とした広告の企画・提案を行い、PR支援をしています。ベビフル公式Instagramアカウント(@babyful_official)は、現在40万人以上にフォローいただいており、インフルエンサーの方々を巻き込みながら、多くのママさん達に商品やサービスの情報を発信しています。

事業立ち上げの背景としては、2014年にセプテーニグループの新規事業プランコンテスト「gen-ten」に出場し準優勝しました。その後、新規事業開発を行うセプテーニ・ベンチャーズでベビフルの事業を開始し、2016年10月に事業会社化しました。現在4期目を迎えています。

今年4月に新卒社員が5人入社し、17人の組織になりました。

▼オリジナルフォトグッズEC「ベビフル」。お子さんの写真が入ったマグカップや時計は母の日、敬老の日などのプレゼントにぴったりです。

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ー セプテーニ・ベンチャーズから新規事業として開始し事業会社化とのことですが、丸谷さんは最初から育児領域の事業を始めようと思っていたのでしょうか。

はい、最初から育児領域に決めていました。

それまで携わってきたインターネット広告領域では、次々と新しい技術やサービスが生まれ昔ではできなかったような利便性を実現している一方で、2013年に子供が生まれて子育てする側になってみると、むしろ育児領域では自分の親世代にはなかったような悩みが次々と生まれているように感じました。

その理由として、ひとつは核家族が増えて、ママとパパだけで子育てしなければならなくなったこと。また、共働きの世帯が増えて、仕事と育児の両立が大変だということが上げられると思っています。自分が子供の時は祖父や祖母に動物園に連れて行ってもらったり、母親が忙しい時は、ほかに相手してくれる人がいたりしました。

でも今は両親だけでなんとかしなきゃいけなくて、しかもどちらも仕事もしている、という家庭が多いですよね。

もちろん昔に比べ、家電の進化や様々なサポートサービスもありますが、気軽に頼れる人が周囲にいない状況での子育ては、パパさんママさんの心理的な部分での負担も大きく大変だなと感じました。

そうした中で、インターネットの力を使って昔よりも今のほうが子育てが楽しいとか、便利だとか感じてもらえることが実現できるのではないかと思いました。また、せっかく事業をやるなら自分にとって課題解決しがいのある領域にしたいと思っていたというのも、育児領域で事業を始めた背景にあります。

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ー ご自身の育児での体験から、事業プランを考えたんですね。
今期4期目ということですが、事業を展開していく中で、これまで困難なことなどはありましたか?


難しいと感じたシーンはたくさんあったので、一つひとつは思い出せないほどですね。ただ、今の事業ではどうしたら良いか悩んで動けなくなくなってしまうことはなかったように思います。

というのも、私が新規事業にチャレンジするのは2回目で、1回目の時は、大学生向けのフリマアプリを開発・運営していましたが、その時たくさんの失敗をしたんです。例えば、そもそも自分がエンジニアではないのに技術力が競争力に直結する事業領域を選んでしまったり、自分の欲しい機能はユーザーも欲しいはずだと決めつけて開発を進めてしまったり。そうして自分の力不足で事業を閉じる結果になってしまいました。

このような数々の反省や経験を現在のチャレンジにしっかりと活かしているので、もちろん事業を展開するうえでは難しい場面は多々ありますが、どれも前向きに取り組めています。

ー 1回目の事業での経験が今活かされているんですね。
TowaStelaでの事業を展開していく中で、大切にしていることなどはありますか。

TowaStelaでは、「いちばん子育てが楽しい時代をつくる」をビジョンとして掲げています。これを実現するには、まず一緒に働いているTowaStelaのメンバーが育児も仕事も両方楽しめるような、働きやすい職場にしたいと考えています。

子育てをする多くの方を幸せにしようとしているのに、自分たちが幸せじゃないとちぐはぐなので。職場環境や組織作りも、その観点をいちばん大切にしていますね。

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ー なるほど!子育てをしながら働くメンバーもいるとのことですが、組織やチームづくりで心がけていることや意識していることはありますか。

最初に考えることは、メンバーが楽しみながらやりがいをもって働けるかどうかですね。組織づくりで迷った際には、必ずこの判断軸に立ち返るようにしています。

現在TowaStelaには私を入れて6人の子育て中のメンバーがいるのですが、業務面は、お子さんがいるいないということで仕事を分けるということはありません。ただ、お子さんがいるメンバーは、急にお休みしなければならなくなるシチュエーションはどうしても出てくるので、同じ仕事でもその人じゃないとわからない状況をつくらない、とか、リーダーがメンバーの業務を把握できている状態にするとか、フォローできる体制にしています。

また、一人一人のやりがいという観点では、組織は小さい方がいいと思っています。ですのでTowaStelaでは、1部署最大5人の構成にしています。そうすることで、一人一人が会社の成長に寄与していることを実感できると思います。

あとは、メンバーの意見やアイディアを大切にしています。
雑貨EC「amanoppo」の運営では、自分が子育てする中で使いたいと思ったものや、友人の子供にプレゼントしたいと思えるようなものを仕入れたり、オリジナルで開発したりしています。自分の経験や感覚を仕事活かせるのは、やりがいにもつながるかなと思っています。

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マネジメント面でいうと、私自身が上司に指示された仕事をただこなすというのが好きじゃないタイプなんですよ。ですので、メンバーにもどうしてこの仕事をしてもらうのか、会社にとってどう重要なのか、をちゃんと理解してもらった上で取り組んでもらうようにしています。

そうやって一人一人に期待を持って仕事を任せることで、モチベーション高く働いてくれているように感じています。仕事は任された方が成長できるし、やっぱり楽しいですよね。

仕事を通じてメンバーが今までできなかったことができるようになっていく姿を見ると、とても嬉しくなります。また、それによって提供できるサービスの幅も広がり、スピードも上げられていて、会社としてもどんどん成長できているなと感じます。

ー 育児と仕事どちらも楽しんでもらうために、一人ひとりに期待を持って仕事を任せながらも、フォロー体制やしくみを構築しているのですね!

ところで、TowaStelaで運営しているベビフルのInstabramのアカウントのフォロワー数は現在40万人以上!(※2020年6月時点)

私もかわいい赤ちゃんの写真や動画をみて癒されています。
こういったSNSの運用や広告事業面については、セプテーニでの広告運用スキルが活かされているのでしょうか。

そうですね、活かされていると思います。あと、セプテーニはやっぱりソーシャルメディアでのデジタルマーケティングが強いので、運用コンサルタントにアドバイスをもらったり、最新情報を共有してもらったりするなど、セプテーニと連携しやすい環境でもあるということが強みになっていると思います。

ベビフルのInstagramでは、「#ベビフル」をつけて投稿してくれた方の写真や動画を発信しているのですが、本当に可愛くてユニークなものが多くて私自身も癒されています。
こうした投稿をご覧になった方が育児を楽しいと思えるきっかけになれば良いなと思っています。

▼フォロワー数40万人超えのベビフル公式Instagramアカウント。かわいい赤ちゃんたちの写真がたくさん投稿されています。

Adjustmentsインスタ

ー 最後に、TowaStelaのビジョンは「いちばん子育てが楽しい時代をつくる」ということですが、例えばどのようなことでそれを実感することができると思いますか。
また、TowaStelaは今後どのような企業を目指していますか。

シンプルに「子育てが楽しい」と感じる人が増えたり、また、上の世代の人に「今の子育ての環境がうらやましい」と思われたりする時代になればいいなと思っていますし、それを目指しています。

育児はもちろん楽しくて幸せなこともたくさんありますが、大変なことも多いですし、みなさん何かしらの悩みを抱えていると思います。

そうした方々に対してできることとして、①育児の悩みを根本的に解決できるようなものと、②直接的な解決策ではないけれど、つらさを緩和したり楽しんで乗り越えられたりするような、言わば「気晴らし」のようなものの2種類あると思っています。

TowaStelaでは、そのどちらの方法でも手助けできるような商品やサービスを提供していくことで、世の中のパパさんママさんをサポートしてきたいと思っています。

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最初はたったひとりで始めた事業でしたが、今では頼もしい仲間たちが加わってくれました。より世の中から必要とされる会社へ成長していきたいと思っています。

そしてその指標のひとつとして、2030年までに、ブランド価値ランキングで、育児領域の企業の中で3位以内に入ることを目指しています。ランキング上位には有名な企業が名を連ねているのですが、TowaStelaも、育児をされる方々にとって欠かせない企業になっていきたいと思っています。

ー 丸谷さん、ありがとうございました!

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子育てが楽しい時代を目指すために、まずは社員の幸せや育児と仕事を両立できる環境を第一に考えるという丸谷さんのお話から、TowaStelaの温かみがとても感じられました! 現在従業員も募集中ということなので、 ビジョンに共感した方は TowaStela 採用ページよりご連絡くださいませ。

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