【7月の美術館訪問】ガウディとサグラダ・ファミリア展
ガウディ氏の偉業の数々を訪問することに
もうずっと長い間憧れ続けています。
想うばかりで叶えていない時間が続きますが
東京国立近代美術館にて【ガウディとサグラダ・ファミリア展】の情報が。
趣味である美術館巡りでガウディとサグラダ・ファミリアにほんの少しでも触れられるならこれは行くしかありません。
という訳で7月半ば平日に行って参りました東京国立近代美術館さん
平日の12:30頃到着。
少し混んでいるかなあ?くらいの混み具合。
チケット売場はずっと5~6メートルくらいの列が出来ていたイメージです。長月は事前にコンビニでチケット発券してきました。
外国人のお客さんが結構多かったです。
余談ですが皇居の周りは外国人ばかりで皇居観光と兼ねてる方が多そうでした。日本の暑さに気を付けて楽しんで欲しいですね。
さて、一章はガウディの設計図から入ります。
ヤバ。絵クソうま
撮影出来ない展示だったのですが、とにかく設計図が素人目にも正確で細かで狂いがないというのがわかりました。
人間CADって感じです。
ロットリングで描かれた緻密なもの
コンテで描かれたラフなもの
設計図であるにも関わらず、本物をみて描いたような現実的な着彩。
細かなデザインにも関わらず、光の当たりかた影の入りかたまで表現されており、とてもまだ存在しないものを描いたと思えません。
はじめの方だし文章による説明の展示も多いため、一章は少し混んでいました。
続く二章から模型や立体物の展示が増えてきます。
そして撮影可能な三章ゾーンへ
恐らく今回のメインになる展示でしょう。
実際に今回最もサグラダ・ファミリアを感じられる展示だと思います。
展示は主に模型が中心でした。ほかに何ヵ所かで映像が流れ、NHK制作のサグラダ・ファミリアを隅々まで舐めるように(表現がよろしくない)撮影された映像は圧巻でした。空撮でしか詳しく見られない部分なども美しく撮影されています。ベンチが設置されたスペースなので座ってゆっくりとサグラダ・ファミリアの世界に浸れます。
複雑すぎるサグラダ・ファミリアの外観も内観も、想像して絵に描くだけなら計算なんて不要でいくらでも紙に描けますが、これを実際にとてつもない規模の建築物としてこの世界に造ってしまえるなんて。
彫刻のよう完成したら飾るだけ、ではなく実際にこの複雑すぎる建築物が本来の目的で使うことが出来る。
教会であり、居住施設であり、公園であり。人が関わることにより、壊れることがない様に計算されたれっきとした建物なのです。
崩壊防止のための重量計算の方法は逆さまに作った模型を用いたとっても頭の良い方法でした。
うん。逆に長月の頭の悪さがより際立ちますね。
すごいやガウディさん。その方法を用いれば必要とする情報が導き出せるって事を理解してるのがすごいや。長月は説明読んでも「?」なのに。
やっぱりデザインだけに長けた方じゃ無いんだ。頭脳も明晰でおまけに超イケメン。
そんなガウディ氏の最期は事故死でした。事故当時の様子の説明が展示されていましたが…色々事情などあったのかも知れませんがちょっと信じられませんでしたね。。。
しかし彼の遺した多くの作品や功績や影響は今日も世界中から愛され、影響を与え続け、
サグラダ・ファミリアの施工は現在も受け継がれ継続中です。
数十年前までは完成まで何百年と予想されていたサグラダ・ファミリアは、現代技術の進化により近年、竣工時期は大幅に短縮されるとの見方が出ており、完成間近との見通し。
完成したら今度こそ実際に行くことを実現するべきなのかも?
【グッズコーナー】
購入したグッズ。バック、メモ、バッヂ、文房具、アクセサリー、食器、本、おもちゃ、スペインのお菓子やオリーブ等、中々種類がありました。
左上白がソーダ味(多分)
右上ブルーがコーラ味(確信)
下オレンジがピーチ味(恐らく)
今回の一押し。答え写ってるけどこれなーんだ?
サグラダ・ファミリアの置物!!
売れ行きが少し気になるこちらのグッズ。
私はほぼ一目惚れでしたが。
個人的にすごくかわいいと思うんですが!
お値段もかわいいですし。
裏にコインを入れる口があり貯金箱にもなります。中は空洞なので重くもないから持ち帰りも苦労しませんよ。
お部屋にサグラダ・ファミリアを迎えましょう!
【ガウディとサグラダ・ファミリア展】は東京国立近代美術館で9月10日まで。
7月後半から8月は夏休みやお盆休みで混雑するかもしれません。チケットなど事前準備されて行くことをおすすめします。長月
【おまけその1】わたしとサグラダ・ファミリア
❗ここからは長月のどうでもいい思い出と当日の雑記みたいなものです。時間や興味ないかたは閉じてくださいな。
あれは恐らく小、中学生の頃の事。
私がサグラダ・ファミリアを初めて知ったきっかけは
伝説のクレイジーバラエティ番組【進め!電波少年】でした(遠い目)
ロマン溢れるあの大聖堂との出会いはかの有名な無法番組でした。(滅茶苦茶面白かったけど)
ただ、普通の家庭の田舎っぺの子供だったので不本意ながら自分に相応しい出逢いだったと言える。
昼下がりに家族でアフタヌーンティーを楽しみながら遠い外国の大聖堂のお話をパパやママから聞かせてもらうなんてきっかけは白昼夢の中にしか存在しない。
なんて言っても電波少年で観た時はそれほど感心も持たなかったというのが正直なところです。
タレントばかりが写る構成だったため、サグラダ・ファミリアの情報はあまり詳しく組み込まれてはいませんでした。
それでも私はその存在と名前をその時に覚え、以来忘れることもありませんでした。
あの偉大な存在は自分が思う以上に心の奥に根付いていたのかもしれません。
それから数年経った頃でしょうか。
テレビでガウディの特集番組が放送されており、たまたまそれを観たのです。
(あ、昔電波少年でハウス加賀谷が行ったとこじゃん。ハウス加賀谷今何してんだろ)
リラックマばりにだらりと脱力しながら観ていると、次々と画面に写る複雑で見たこともない不思議な建物たち。
(うわあおあぁぁなんだこれやべぇ!!)
食い入るように見入り、分泌されたアドレナリンが全身を駆け巡るのを感じ、思考から一気にハウス加賀谷が消える。
夢のようで非現実的に見えるのに確かにこの世に存在している見たことのない建築。
幻想的でありながらどこか地に足がついていて、魅力的でありながら少し奇妙で…
全ての作品が感嘆せざるを得ない唯一無二の存在。
「心を奪われる」という経験でした。
しかし、
出会いのせいで今だにガウディに関することに遭遇する時、ハウス加賀谷がセットで思い出されるのです。
加賀谷(カガヤ)がスペイン語で
「う◯こしろ」
という意味の発音と同じであるという場面が思い出されるのです・・・
【おまけその2】
今回の燃料投下。丸ビル内the front roomさんの飲めると言われるフレンチトースト(プロシュートとリコッタチーズ)
ぶ厚!!
運ばれてきた時周りの視線を複数感じましたわい。(デカ!それ一人で食うの?的な)
飲める程とろけると言われているフレンチトーストが有名なお店なのですが、普通のフレンチトーストをオーダーする人が多いようでおそらく山と盛られた生ハムパイセンが目立ったんでしょうな。
これからトンデモないパワーを持つ展示を観に行くからね!エネルギーが必要なのさ!
アメリカンなノリで言い訳を胸に頂きます。
うん。確かにとろける。リコッタチーズは存在感薄めだけど生ハムは少し固めの食感の本格的な味でしょっぱすぎないしフレンチトーストとも合う。アイスコーヒーも中々美味しい。
あー幸せ
おててのシワとシワを合わせなくても幸せ
特に問題もなくこのボリュームを平らげる。
そしてまた行こう。
閲覧ありがとうございました✨
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