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「好きな事」で働くのって幸せですか?って聞かれました。

こんにちは!望月ヒカリです。今年も残りあと20日を切ってしまいましたね。作家としても演奏家としても、この12月はなかなか充実しています。プライベートでも、数年ぶりに昔の友人ベーシスト(女性)に会えたり。お互いに3児の母になるとは、当時は思わなかったなぁ。音楽もバリバリ続けている貴重な仲間てす。


コロナ前で考えると、忙しい部類に入らないのかもしれないんですが、
いまは、某案件BGM制作、webCM制作、それから来週追加でもう一件制作が。それに舞台曲歌モノの制作も控えています。本番はあと3本。なかなかボリューミーなスケジュールの中、まだセットリストが来てないものもあるので、なかなか痺れますが(笑)


そんな中、末っ子がはじめての発熱!突発性発疹だろうとのことで、2日連続、40.2度をマーク(さすが私の子供。体温が高い)しかも、長女と同じく熱性痙攣にもなるわで…😇😇😇
こんなこともあろうかと、締め切りよりも早めに制作を終えといて良かったです。子供を持ちながら働くというのは、常にこういうリスクとの戦いですからね💦

今年は、こんなご時世なのもあるのか、周りで音楽を休んだり辞めたりした人が増えました。「才能あるのにもったいないな」とか、「なんでなんだろう?」と、つい思ってしまったんですが、こればっかりは、当人にしかわからないよね…とも思ったり。冷たいですか?過去にもそういう人は何人も見てきていますが、それだけ「仕事にする」というのは、覚悟が必要なのかもしれませんね。


私は音楽の専門学校に通っていたのですが、当時、作詞の授業の時には(あ、私はシンガーソングライターコース、通称SSWコース卒です)

仕事にするということは、自分の作品がB'zとかミスチルとかの隣に並ぶわけだし、そこと比べられるってことだからね。

と言われたものです。(今だったら、米津玄師とか、あいみょんとかって言われるのかな?)仕事にする=SSWコース的にはデビューをする、ということの現実をひとつ知らしめられた瞬間だったなと、今でも鮮明に覚えています。とはいえ、私は当時から裏方思考で、「誰かに曲を提供したいな」とか「〇〇の後ろで弾きたいな」というサポートミュージシャン志望でしたが、結局はCDなどの盤に「クレジットされる(自分の名前が載る)」わけですし、そこでまた責任も生まれるんだろうなぁ…と思っていました。

専門学校時代、私の周りにはメジャーデビューしたい人、ミュージシャンになりたい人といった「音楽で食べて行きたい人」がすごく多かったですが、中には「大学に行きたくないから」とか「なんとなく楽しそうだから」という理由で入学した人も多かったようです。どこの専門学校もそうなのかどうかはわかりませんが、先生方は最初の授業で「GW明けにクラスの3分の1が辞め、2年生になる頃には半分になるのが通例だよ」と言っていてびっくりしました。が、実際そうでしたね。

やりたい事や夢と希望を持って入学しても、現実を突きつけられるわけです。楽しいだけではやっていけないし、実力に自信があったとしても、自分より上手い人なんてゴロゴロといる世界。しかも、卒業したら先生方も「ライバル」になる…。そこで初めて自分を知ったり、向き合ったりする人も多いかも知れないですね。
これは、後々私も「とある場所」に行って実感するのでした。


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