この5年、仕事を含め、こんなに多くのことが変わって実績が増えました。

こんにちは！作曲家＆鍵盤弾きの望月ヒカリです。プライベートでは、3児の母でもあります。

先日、作曲家のスキャット後藤さんのYouTubeに出演いたしました！端にいるせいもあって、顔パンパンですが（笑）動く私を、どうぞご覧ください！演奏しています。

しかしこうやってみると、殺風景な家だなぁ…というの感じでイヤなんですが、手元と演奏をしているサマを…と思うと、どうしてもこっちからになってしまうんですよね。反対（右手側）からだと、パソコンだなんだ物が多いから、今度は情報量が多くなってしまうし、悩ましいです。

ちなみに、この部屋には画面に映っていない所に、①ボーカル録り用スペース、②鍵盤（ハード）が2台、③別の場所にシンセが一台、④パソコンデスク×2、⑤その他の楽器置きスペースがあります。クローゼットや本棚、CDラック、あ、あとギターも2台あります。6畳に良く入れてるなと思いますww

最近はコロナの影響で控えていますが、家に人を呼んで録音、とかもしているので、ある程度のスペースはありますが、まぁ映えないです、笑。作業のしやすさと、映えの両方を取りたいなぁ。

ところで、最近、フリーランスになったら何がどう変わるの？ということを聞かれました。フリーランスと言っても様々ですが、私のように完全に個人で活動をしていると「これもやらなきゃいけないの？！」という事が増えてきます。

◆音楽だけをやっていれば良いというわけではない。

私はプロデビューしたのが2005年ですが、いわゆる「確定申告」をしだしたのは、学校を卒業してすぐ、翌年度分からになります。専門学校は2年制だし、学校で確定申告の仕方なんて教えてくれないし、2003年当時、ネットはあるものの、ビギナーにわかりやすい「ミュージシャンの確定申告のやり方」なんていうサイトはまだまだなくて、同級生の友達と一緒にファミレスでヒーヒー言いながら半泣きで（笑）やっていました。アルバイトをしながらの生活とは言え、音楽での収入もあったので、ちゃんと確定申告をしなければならないのです。

会社に勤めていらっしゃる方や、アルバイト、パートの方はおそらく「給与」という形でお金をもらっていると思いますが、演奏業、制作業は「報酬」という形でお金をもらいます。なので、用紙で言う所の「ア」の部分に金額を書くことになります。アルバイト時代は「カ」の部分にアルバイト代を書いて、、、ってしていました。

そこから先も色々と項目を埋めていかなくてはならないのですが、まぁ大変で（笑）15年以上やっていますが、年々で変わって行くことも多いので（復興税とか、生命保険料控除額とか）そう言ったことに対応して行く力も必要になってきます。とは言え、税理士さんに頼んじゃえば楽なのでは…？と思ったことも何度もあります。ただ、音楽業に柔軟な方が、周りにいなかったので結果自分でやっていった方が良いなとなり、今日に至りました。最近は周りで税理士さんに頼んでいるミュージシャンも増えてきたので、相談してみようかな。

当時の消費税が何パーセントだったか忘れちゃいましたが、（5か8なのは確か）報酬は税金で10%引かれるのを知らなかったので、ギャラを言い渡された時や、請求書を書いたときにびっくりしたのを覚えています。なので、昔は業界でのギャラは「並びで」って言われることが多かったです。例えば「1並びで」って言われたら「11,111円→手取りが10,000円、税金が1,111円」っていう感じです。あとは今もたまに聞きますが、業界用語（隠語）での報告も。「今日はツェーマンでお願いします」とか。テレビで中山秀征さんが話された印象しかなかったので、最初に聞いたときには「テレビだけの話じゃないんだ」って思いました（笑）あ、でもこれは学生時代に聞いていたから、理解ができてよかったです。

ちなみに仕組みを説明すると、CDEFGAB＝ドレミファソラシのことで、それをドイツ語読みします。ツェー、デー、エー、エフ、ゲー、アー、ハー、となり、それらを今度は数字に置き換えます。ツェーは1、デーが2、、、という流れですね、なので上に書いた「ツェーマン」は1万円のことになります。年齢のこともこの隠語で話されることもあって、「エージュウゲー」なんて言われたり。（これは35のこと）こういうのを知っている知らないでも、一緒に仕事をする人の幅が広がったりもします。まぁ場所によっては全然使わないんだけど、いまでもこれらの言葉が現役の現場もあります。ただ、いまは復興税の関係でギャラが並びになることは減っちゃったのが残念なんですけどね。

◆フリーランスの私が新規仕事を得るために行ったこと。

これまで営業らしい営業もせずにやって来られた私ですが、コロナ渦で一気に変わりました。順を追って話ししたいので、5年前に遡ります。