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「やさしさ」とは何なのか?

作曲家&鍵盤奏者の望月ヒカリです。フリーランスで活動をしているミュージシャンです。3児の母もやっています。

いきなりですが近況です!2月2日深夜1:10にスタートした、
町田啓太さん主演のドラマ「ダメな男じゃダメですか?」の、
劇伴ピアノを数曲弾かせていただきました!

音楽はスキャット後藤さん
https://www.youtube.com/watch?v=5hzRfEeBOXk

町田啓太さんのイケメンなのにダメっぷり(役でね)がすでにツボです。宮崎美子さん演じるカツヨおばあちゃんも素敵です。ネタバレになっちゃうからあんまり話せないけど、ぜひ1話をご覧ください!

そうそう。先日、ふと思い出して、サブアカウントでこんなツイートをしたんですが、これは仕事をする上でも実はすごく重要なことなんじゃないかと思いまして。

中学時代の私がこの本を読んだとき、正直「その手があったか。ラッキー!」と思いました。(ギターのコードの押さえ方のことを知らない人はこちらを参考にしてください)Fは手首がめっちゃしんどいし、Dm7なら簡単に弾けるし。エレクトーンを習っていたので、この2つのコードのサウンド感や印象が違うことはわかっていましたが、ラクに曲が弾けるようになりたいと言うのが、当時、最大のゴールだったので「なんていい本なんだ」くらいに思っていました。

でも、例えばギターを習っている場合、この本のことを先生に相談したら、大概の先生は「ちゃんとFを押さえられるようになった方がいいよ」と言うと思うんです。私が先生でもいうかな。そっちの方が、先々を考えたら適切なアドバイスだし。Fを使わない曲に出くわすたびにDm7にする訳にもいかないしね。

とはいえ、その人のゴールがどこかによっては、「Dm7に変えちゃってもいいのかもね」と言う方が優しいのかもしれない。ギター初心者が「3週間後に、友達の結婚式で伴奏をしなきゃいけなくなったので、教えてください」って言う場合には、この本の通りにやったほうが成功率も高いかもしれない。結局のところ、ターゲットとゴールがどこなのか?によっては、嘘も方便、じゃないけど、そう言うこともあるのかな?って思いました。

・その気遣いは、不適切なのかもしれない。

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