肩越しに、惑星。

それは、akashic records に正式に繋がり始めた数日後のこと。

夫が 木星を連れ帰ってきた。
場所は 私から見て左肩越し。

休日に息子を連れて買い忘れの野菜を買うついでに少し遊んだ、磨りガラスの薄水色に オレンジジュースを数滴たらしたみたいな夕暮れ始まる頃だった。

「はいれる ?」
思わず投げかけた問いかけに
「ん。」
わかってかわからずか 分からないけれど
夫は何の変哲も無く 短く答えた。
その返事通り、木星はすんなり玄関扉をお上手にくぐってみせた。

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【何人たりとも】読み方:なんぴとたりとも いかなる人であっても、誰であれ例外なく、一人として、などの意。                   ーweblio辞書 参考ー ここでお話しすることはわたしの実話(ノンフィクション)を物語(フィクション)のように描くことで、わたし自身は見えないものとどんなふうに関わりながら暮らしているのかの片鱗を感じていただき、ご自身の感覚と対話してもらえたらと思っています。

例外なし◇ 寓話のような実話。 この世界の朗読をする。

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