鈴木将司の逆襲!2020年5月のgoogleアルゴリズムアップデートの特徴と対策

フォト 2020-05-11 15.24.58

このnoteは2020年5月5日に起きたgoogleコアアルゴリズムアップデートの特徴と対策について解説しています。

序章:みうの飯のタネを台無しにした鈴木将司

2020年5月5日にgoogleアップデートが行われたあと、どうすれば順位を回復することができるのか。

みうは日夜分析を重ねていました。

いつものことですが、googleアップデートが起きるたびに最初は「つかみどころがない」「分からない」「前回のアップデートと方向性が同じでは」と思うのですが、調べていくうちに必ず新しいノウハウを見つけます。

今回もみうは解決につながる新しいノウハウを見つけました。

「これを有料noteとして公開したら売れる。儲かって儲かって笑いが止まらない。」

ははは!
はっはっは!
はーっはっははは!!!

みうの心は踊っていました。

そんな矢先、鈴木将司が今回のgoogleアップデートについて解説動画を公開しました。

要点を説明すると
・関連性が低い発リンクをすることが減点になっている。
・記事からだけでなく、サイドバーから関連性が低い発リンクすることも減点になっている。

おい、ふざけるなよ!

みうが有料noteとして売ろうとしていたノウハウでした。先に無料公開されたので売ることができません。みうの努力は水の泡になりました。

チクショー!


みうと鈴木将司は競合します

googleアップデートが起きるといつも一番乗りにみうが対策noteを出します。そして、後から鈴木将司がgoogleアップデートの対策セミナーの動画を販売するのがお決まりのパターンでした。

しかし、今回は先に鈴木将司がyou tubeでノウハウを公開しました。

ノウハウは最初に気づいて発言することに価値があります。

別の人が後から同じことを言うと、たまたま同じノウハウだったとしても先に気づいて発言した人の受け売りをしているように見えます。

だからもう売れない。


今回のアップデートは天地がひっくり返るほどの大変動でした

こんにちはSEO対策研究家のみうです。日々SEO対策の研究をしています。

2020年5月に過去最大級のgoogleアップデートが行われました。

「過去最大級」という言葉は、以前も使ったかもしれませんが、本当に過去最大級です。天と地がひっくり返るくらいの大変動です。

どれだけすさまじい変動だったのか事例を挙げると、

今日はヒトデ祭りだぞ!が「ヒトデ」で飛び

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クレジットカードの読みものが「クレジットカード」で飛び

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弁護士ドットコムが「弁護士」で飛ぶ

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といった具合です。

「このサイトはこのキーワードでは絶対に飛ばないだろう」と思うようなキーワードで飛んでいます。

ツイッターでは「PVが半減した」「1/4になった」などネガティブな口コミばかり。ほとんどの人がこのアップデートで順位を落としていることが分かります。まさに阿鼻叫喚。


有益なノウハウががたくさん出てきました

これまでgoogleアップデートが起きても、有益なノウハウは無料では出てこなかったのですが、今回のgoogleアップデートでは意外にも有益なノウハウがたくさん出てきました。

主なノウハウをまとめると
・企業、公式サイトは上昇、個人ブログは下落。
・特化ブログは上昇、雑記ブログは下落。
・はてな、アメブロ、note、you tube、pinterestがSEOに強くなっている。
・対策は企業、公式サイトが不在または少ないキーワードを狙う。SNSをがんばる。

詳しいことはこちら
【無料情報まとめ】2020年5月のgoogleアルゴリズムアップデートの特徴と対策

調子に乗る鈴木将司

googleアップデートについて、1回目の動画で視聴回数を稼げたことに味を占めた鈴木将司。2回目の動画を公開しました。


内容は以下の通り。

・今回のアップデートで順位が落ちたサイトは、二次情報、三次情報が多い可能性がある。一次情報を盛り込もう。

・素人が作成したコンテンツは評価が低い。専門家であることをアピールしよう(実績などを書こう)。

・古い情報ばかりのサイトは順位が落とされる。古いページは更新しよう。

・ミス(書き方の間違い・ページの崩れ・画像が表示されない)が多いと順位が落ちる。ミスをなくそう。

・ページ内の目立つところからリンクしたほうが高く評価される。

みうが思うに今回のアップデートとは直接関係ない。

ちょっと待て!鈴木将司

今回のgoogleアップデートでは雑記ブログが落ちています。雑記ブログの特徴はジャンルがバラバラの記事を作っていること。

サイドバーからジャンルバラバラの記事へ発リンクしていることがマイナスになっているのではないか。

みうがそう考えていた矢先に鈴木将司が先に言ってしまいました。

しかし、分析を進めるうちに「関連性が低い発リンクはマイナスになる」という見解は誤りだということに気づきました。

関連性が低い発リンクをしても減点にはならない理由

例えば、あなたがクレジットカードを扱っているサイトを作り始めたとします。「クレジットカード」で上位表示したいと思っています。

初めは「クレジットカードの仕組み」「クレジットカードの種類」「クレジットカード会社の系列」「クレジットカードのポイント」などの記事を作りました。これらの記事はクレジットカードと関連性が高い。

しかし、記事を増やし続けている間にネタ切れになったので「自己破産」についての記事を書いたとします。自己破産をするとクレジットカードが作れなくなるので、その点では関連性が高いと言えるのですが、「クレジットカード」と「自己破産」は字面がまったく異なります。

「自己破産」は「クレジットカード」と関連性が高いと言えるのかそれとも低いと言えるのか?

分からないですよね。

同じようにgoogleも分からないと思います。分からないものは減点にすることができない。

みうの見解では、googleは関連性が高い発リンクかどうか判断することはできても、関連性が低い発リンクかどうか判断することはできないと思っています。だからみうの見解では、関連性が低い発リンクをしても減点にはならない。

「思う」で1位のページは関連性がない発リンクだらけ

実際に「思う」でgoogle検索をしてみましょう。

Weblio辞書のページが1位表示されています。

思う - Google 検索 - Google Chrome 2020-05-26 13.00.32


Weblio辞書のページを見てみると、多数発リンクしています。

思う(おもう)の意味や使い方 Weblio辞書 - Google Chrome 2020-05-26 13.02.09


本文には「想像」「思い浮かべる」「思いやる」「思い起こす」「回想」…などに発リンクしています。これらのキーワードは「思う」の類義語なので、関連性はあるといえばあります。

一方、「に対して」「べる」「また」「通り」「ヨーロッパへ」…などにも発リンクしています。これのキーワードは「思う」と関連性があるとは考えにくい。

サイドバーの「カテゴリー一覧」の「ビジネス」「業界用語」「コンピュータ」「電車」「自動車・バイク」…、「すべての辞書の索引」の「あ」「い」「う」「え」「お」…なども関連性があるとは考えにくい。

関連性が低いと思われる発リンクはたくさんあるのですが、Weblio辞書は「思う」で1位表示しています。

結論、関連性が低い発リンクは減点になっていない。


やっぱり鈴木将司はダメだ!

もう一回鈴木将司の動画を見てみる。


鈴木将司いわく

「サッカーボールで上位表示したいのに、野球やバレーボールやバスケットボールの情報があるとマイナスに響きます。サイドメニュー、フッター、ヘッダーにも関係のない発リンクが多いと順位が落ちます。」

実際に「サッカーボール」で上位表示しているページを見て回っても、ヘッダーフッター、サイドバーに関係ない発リンクが多いページばかりヒットします。

鈴木将司いわく

「ページの一番下に「HOME」というリンクが一件だけある無駄なリンクがないページが上位表示されています。」

事実に反します。みうは毎日検索していますが、検索上位に「HOME」だけしかない記事は見たことがありません。

結論、関連性が低い発リンクをすると減点になるというのはウソです。もしそれが正しいのなら実際の検索結果はまったく異なるものになっているはずです。

それでは今回のgoogleアップデートでは何が変わったのか?

有料エリアで解説しています。


無料エリアでは無料なりのノウハウを教えます。


【事例1】
NewsPicksの落ちがえぐいとウワサを聞く。


NewsPicksは「Picker」という人の名前をクリックすると、ログインしないと投稿が見れないようになっています。

NewsPicks - 新妻 耕太 - Google Chrome 2020-05-26 12.48.01


しかし、キャッシュを見ると、ログインしていなくても投稿が見れます。

NewsPicks - 新妻 耕太 - Google Chrome 2020-05-26 12.49.25


つまり、ユーザーに見せるページとgoogleに見せるページが異なる。これはクローキングと言ってペナルティを受ける原因になります。

クローキング - Search Console ヘルプ

NewsPicksが激落ちしたのは、これまで見逃されてきたクローキングが、今回のgoogleアップデートで捕捉されたのだと思います。


【事例2】
弁護士ドットコムが落ちているというウワサを聞く。


弁護士ドットコムも、NewsPicksと同じくクローキングが原因で落ちています。

弁護士ドットコムに寄せられた相談は、アンケートに答えないと弁護士の回答が見れませんが、キャッシュを見るとアンケートに答えなくても回答が見れます。

以下は、正解に近いですが誤りです。


有料会員にしか見せないことが原因で順位が下がったのなら、noteも下がらないとおかしい。noteは上がっています。noteはキャッシュを見ても、有料エリアは見れない仕様になっています。


【事例3】
今回のgoogleアップデートではJPドメインが優遇されていることに最初に気づいたのがみうです。最初は半信半疑だったのですが、調べれば調べるほど、JPドメイン優遇説は正しいと信じるに至りました。


なぜjpドメインは優遇されているのか?
その理由について以下のように推測します。
今回のgoogleアップデートでは企業、公式サイトが優先的に上位表示されるようになりました。これが意味することは、「どこの誰が運営しているのか分からないサイトは上位表示させたくない」「身元がしっかりしているサイトを上位表示させたい」というgoogleの意図をくみ取ることができます。

jpドメインは日本に住んでいないと取れないドメインなので、少なくともcomやnetと比べると身元がしっかりしています。だからJPドメインを優遇していると考えました。

jpドメイン優遇説に賛同する人たち


動揺するさやか

いつも返信するのに今回はスルーするさやか。正解を言い当てられて動揺していると解釈しました。


ちなみに前回のgoogleアップデートのときのやり取りはこちら。

このときはみうと見解が違ったので余裕をもって返信するさやか。


これから個人が生き残る方法

正直言って、これから個人がSEO一本でやっていくのは厳しい。

どうするか?

みうが考える個人がネットで稼ぐためにもっとも再現性が高い方法は、次の通りです。

twitteとnoteを使います。その理由はtwitterはSEOの影響を受けませんし、noteはSEOに強いからです。

twitterで有益なツイートをつぶやきます。「リツイート」「いいね」されるのでアクセスが集まり、ファンが増えます。twitterからnoteにリンクしてアクセスを流します。有料noteが売れます。

twitterとnoteのジャンルを一致させることが稼ぐためのポイントです。

twitterでつぶやいたことをまとめてブログ記事にしてもいいでしょう。ブログからもnoteへリンクしてアクセスを流します。ブログはSEOに強いはてなかアメーバを使うといいです。

要はクロネコ屋(@NINJAkusokuso)がやっていることをマネするのが一番再現性が高いと思います。


SEOにしがみつきたい方へ

今回のgoogleアップデートでは、あらゆるジャンルで企業・公式サイトが優先的に上位表示されるようになりました。

これは江戸時代に農民が決して武士になれないようなもので、みうの有料エリアのノウハウをもってしても、個人サイトが企業・公式サイトを抜かすことは不可能だと思います。

だからといって、個人はまったくSEOで稼げなくなったわけではありません。要は企業・公式サイトが不在または少ないキーワードを狙えばいいんです。

みうの有料エリアのノウハウは、個人サイト間の検索順位をめぐる競争においてはトップに立てるノウハウだと思っています。

SEOにしがみつきたい方は、ぜひみうのnoteを買ってください。

過去最低の売上なのであなたの購買意欲をかきたてます

みうはgoogleアップデートが起きるたびに対策noteを出しています。今回のnoteは一番売れ行きが悪い。

売れ行きが悪い原因は分かっています。

「個人がSEO一本でやっていくのは厳しい」とか「個人サイトが企業・公式サイトを抜かすことは不可能」などと書いているからです。

これでは購入意欲を失いますよね。しかし、事実だから仕方ない。

「みうの有料noteを買ったらどんなキーワードでも1位を取れるよ!」と書いたら売れますが、ウソは付いてはいけない。

しかし、みうは「個人サイト間の検索順位をめぐる競争においてはトップに立てるノウハウ」と書きました。

これは間違いない。


【事例1】
この前、気づいたノウハウが強烈です。

その強烈なノウハウの雰囲気を紹介します

■ある共通した特徴の記事を作成する
     ↓
■カテゴリーを作って中に入れる
     ↓
■あるプラグインを有効化

するとあら不思議!

企業、公式サイトがいないジャンルなら、どんなキーワードでも検索上位を取れます。

実際にある個人ブログが、その強烈なノウハウを使って企業・公式サイトがいないキーワードで検索上位を多数取っています。

鬼滅の刃 ネタバレ - Google 検索 - Google Chrome 2020-05-31 11.20.14

ワンピース ネタバレ - Google 検索 - Google Chrome 2020-05-31 11.22.04

ハイキュー ネタバレ - Google 検索 - Google Chrome 2020-05-31 11.14.08

約束のネバーランド ネタバレ - Google 検索 - Google Chrome 2020-05-31 11.16.44

呪術廻戦 ネタバレ - Google 検索 - Google Chrome 2020-05-31 11.19.02

(有料エリアでモザイク解除)

※世間で注目されているキーワードです。検索ボリュームだけモザイクを外しました。

さっきの個人ブログのURLをUbersuggestにかけてもモザイクをかけたキーワードが出てきません(Ubersuggestでは先月のデータが表示されます)。今回のgoogleアップデートで上がっています。

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(有料エリアでモザイク解除)

つまり、今回のgoogleアップデートに効果抜群のノウハウになります。もちろんこのノウハウは企業、公式サイトでも使えます。企業・公式サイトが企業、公式サイト間においてもトップに立てるノウハウです。


【事例2】
「今回のgoogleアップデートではjpドメインを優遇している」。みうの心の中では間違いないと思っているのですが、最強のJPドメインを使っているブログを見つけました。

なんと商用キーワード1語で公式サイトを抜かして4位。

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(有料エリアでモザイク解除)

4位のブログは一応企業が運営していますが、実質的には個人のアフィリエイトサイトです。

この最強のjpドメインは誰でも取得して使うことができます。


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