どうして数学が苦手なのか?
どれだけ勉強しても数学が苦手なまま
マイナス×マイナスがプラスになるのはなぜだろう?
こんなことで悩んだことはないでしょうか。
その意味に納得したとしても、因数分解に苦労したり、それを乗り越えても三角関数や微分積分が立ちはだかり……。ほとんどの人は高校を出るまでのどこかでつまづいてしまい、そこから先がわからなくなってしまいます。
一方で中には数学が得意な人もいます。軽々と計算をこなし、三角関数や微分積分を使いこなす。数学が得意な人は何が違うのか。その違いはたったひとつの考え方をもっているか否か、それだけです。
数学が苦手な人にありがちなこと
計算力が足りないから数学が苦手
九九の暗記や割り算の計算に躓いた方は数学が苦手になりがちです。もう数字も見たくないとアレルギーになってしまう人もいます。では理系はみんな計算が得意なのでしょうか?
理系は計算が簡単にできるだろうと思って軽い計算を頼んでみると、大抵は「計算は苦手なんだよね」と返事をするはずです。実際、九九がうまく言えなくても数学はできます。7×8がわからないなら、7を8回足せばいい。計算力は数学とは無関係なのです。
数式の意味がわからないから数学が苦手
数学が苦手なひとがよく言う言葉があります。「数式の意味がわからない」です。
分数の割り算をするときに、なぜ分母と分子がひっくりかえるのか?
マイナスとマイナスをかけるとなぜプラスになるのか?
微分はなぜ肩の数字を下ろして1引くのか?
こういうことを考え始めるとどんどん苦手になります。しかも塾講師など受験産業にどっぷり浸かると数学の本質とか数式の意味などを強調して意味を考えるように促されます。
ところが、実は数式に意味などありません。これらはすべて、数学を使う側が説明しやすいように後付けされた屁理屈にすぎないのです。
数学の本質は「考えないこと」にあり
数学が得意になるには、計算力をつけ、数式の意味をじっくり考えることが大事。そう思っていた方は大間違いです。
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