SENZOKUさんぽ~Lawnテラス編~
洗足学園音楽大学には、野外ステージがあります。その名も「The Lawn音楽堂」。
2019年、大学キャンパスの中心にThe Lawn(芝生広場)が誕生し、音楽堂はその一角に建てられました。柱、床、半響板には音響効果のある石材(トラバーチン)が使用されていて、日中は艶やかな石壁が美しく、夜はカラフルにライティングされます。
The Lawnエリアには、テラスや鯉の池があり、お昼休みにピクニック気分で昼食をとる学生や、授業の空き時間にバドミントンやお昼寝をする学生もいます。使い方はかなり自由です。時々丘をコロコロ転がっている学生もいます…。使い方は本当に、自由です。
今回は、The Lawnエリアのご紹介とThe Lawn音楽堂の活用について、写真付きでご紹介します。
まずは芝生。Lawnとつくだけあって、芝が一面に茂っています。
定期的に肥料もあげていて、青々としています。わたしも寝っ転がりたい!
Lawn Terraceは、お昼休みになるとランチを食べる学生でにぎわいます。
音楽を聞きながら談笑したり、歌ったり、時には授業の課題をこなしている学生も…。
Fresh Pond(直訳:新鮮な池)には、色鮮やかな新鮮な鯉がたくさん泳いでいます。
エサを期待して近づいてくる鯉たち…。うじゃっ。
Fresh Pondのそばにもテーブルがあります。
ドラマ「のだめカンタービレ」で千秋先輩が寝ていたベンチはこの辺りです。
実際の音大に千秋先輩タイプがいるのは本当に稀で、どちらかというとのだめちゃんか、真澄ちゃんタイプが多いです。(筆者の偏見です)
芝のお手入れをしてくれているのは2匹のうさぎ…ではなく、、、
じつは自動芝刈り機の上にマスコットを乗せて走らせているんです。
その可愛らしさから洗足のマスコットキャラクターになる勢いでみんなに愛されています。
ここからは、The Lawn音楽堂を活用したイベントをご紹介します。
本学では、「野音企画」と題し、学生が自ら公演を企画し、実施する取り組みを行っています。
学生は施設の予約、演者やスタッフの手配、曲目の選定、タイムテーブルの作成など、自主公演を行う上でのノウハウを身につけます。
5月某日の昼休み、この日はジャズコース大内竜也くんが企画した「大内竜也とアキレッタボーイズ」の公演が行われました。
〈プログラム〉
D.フォスター/ウィンター・ゲームス
R.ブッカー/サム・スカンク・ファンク
G.ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー
和泉 宏隆/宝島
東海林 修/ディスコ・キッド
聴きなじみのある曲をエレクトーン&ドラムアレンジで演奏してくれました。爽やかで晴れた日のお昼にぴったり!
昼休みということもあり、授業が終わった学生たちが演奏に足を止めます。やっぱり音大生ですね。音楽が聞こえたら止まります。ぴたっ。
一見、コンパクトなデュオ編成に見えますが、幅広い表現とアレンジ、そして音響スタッフの細やかな技術でLawnテラス全体に音が広がり、迫力のあるコンサートでした。
最後は大内くんの軽快なMCで締め!!!
素敵な演奏をありがとうございました!
新型コロナウイルスの影響で自分の演奏を披露する機会が減ってしまっていますが、屋外のイベントであれば、感染症予防を行って演奏会が行えます。
梅雨が明けたので、この野外ステージがまた大活躍しそうですね。
学内に音楽が溢れる日が来るのが今から楽しみです。
Text by YM
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