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音楽

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#演奏会

子どもをテーマにした音楽作品の数々

芸術家にとって“子ども”は憧れの存在です。 社会の決まりごとや固定観念にとらわれず、感性が豊かで自由な発想ができる“子ども”。 ピカソは晩年になって「この歳でやっと、子どもらしい絵が描けた」と漏らし、より自由な作品を残していますし、日本の画家、猪熊弦一郎は熱心なおもちゃ収集家でした。音楽の世界でも、“子ども”は多くの作品のテーマとなってきました。 今回は、そんな“子ども”や“おもちゃ”にちなんだクラシック作品をご紹介します。 “子ども”と名の付く作品 クラシック音楽の

SENZOKU楽器選手権~サイズ編~

楽器のサイズって、気にしたことありますか? 世界で一番大きな楽器は… コントラバス? 大太鼓?いやいや… ずばり、 パイプオルガンです。 最大とされているものは、アメリカの「アトランティックシティ・コンヴェンションホール」のオルガン。 パイプの数は約32000本、重さは150トンだそうで…。 規格が大きすぎてピンときませんね。ほぼ建物。 そんなわけで、今回は洗足学園音楽大学の敷地内にある、一番大きな楽器&一番ちいさな楽器※筆者調べ を紹介します! ※本学前田ホール

「引用音楽」のススメ

なんらかの文章を書くとき、誰もが一度は“引用”をしたことがあるでしょう。自分の文章に説得力を持たせるために、他人の文章や辞書、もしくは古くからのことわざなんかを一部取り入れる。こうしたことは文章に限らず、美術や音楽でも古くから行われてきました。例えば美術においては、コラージュやアッサンブラージュといった技法が引用とされますし、モナ・リザなどの名画の顔を猫の顔にしたり、自分の顔に変えたりといったパロディのようにも使われたり。。。 ということで、今回は音楽における“引用”のさま