![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73883833/rectangle_large_type_2_a6051b88f1520d73866b861ee07dd5fc.png?width=800)
はっきり言おう CX-60は駄デザインだ
※ここから先は個人の見解です。全編通して批判的かつ偏見混じりの記事ですので、CX-60ファンは不快な思いをする前にそっと記事を閉じましょう。
千弥です。
遂に正式発表されました、CX-60。
マツダのデザイン好きなんですけど、ちょっとこれはありえません。極端に酷い訳ではないですが、いくらなんでも陳腐。
買えもしない学生風情が語ることではないんですけど、このデザインを通したマツダは反省すべきですよ。
このデザインの何が問題かって、今までマツダが提唱してきた”引き算の美学”から遠く離れた”足し算系ジャパニーズカー”に成り下がってしまったことです。
![スライド2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73883845/picture_pc_ff3dcf30dd1b21049ae90d5be6b9883e.png?width=800)
フロントから。フロントが一番問題ありです。
グリルの形状がのっぺりしているのが気になりますが、これは許容範囲でしょう。
次にヘッドライトです。ヘッドライトが小さいのは別に構わないんですけど、この形状は良くないですね。中途半端なサイズ感…。
最悪なのがバンパーです。劣化版デミオですか?インテークの余計な装飾といい、下部エアロのねじれといい、子供の落書きレベルです。
一つ一つの要素がまるで統一感を持たないのは、全くもってマツダらしくないです。
![スライド3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73883853/picture_pc_f313fa53e5ed867cf07d0f5c701d7eb7.png?width=800)
サイドに回って。
ウィンドウの形状がボディと合ってません。後方がツンととがった形状はCX-5から持ち越されたものだと思います。
やや間延びした後方も古臭いですね。絶壁のどん詰りフロントと丸く長いリアが喧嘩してキメラと化しています。
![スライド4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73883899/picture_pc_0d30c3ef60b470e75cb3ff19c76e0f25.png?width=800)
最後にリア周り。
別段酷いとは言いませんが、リアランプの形状とかずいぶんありきたりじゃないですか?BMWに近づけすぎてないか?
丸型ランプを捨ててまで採用するほどこの形は美しくないです。
マフラーも四角いダミー様形状でずいぶん安っぽくなりましたね。
ウィンドウ形状といい、リア周りといい、なぜCX-5から欠点をピックアップしてしまったのでしょうか。
総評としては、XC60に寄せたBMW風味デミオです。
僕はやれあの車種に似てるだとかそういう評論がクソ嫌いなんですけど、これは意識しすぎて擁護のしようがありません。
![スライド5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73884011/picture_pc_546ee6f95deb8de269c1b1c75442d948.png?width=800)
CX-30やCX-50を見るとわかりますが、どちらもフロントバンパー等を直線基調にして統一を図っていたり、ウィンドウ形状をボディに合わせたり、リアを少しくびれさせ、寝かせることで流麗さと知的さを演出しています。
これらは非常にモダンな印象を受けますし、高級感を感じやすいデザインのお手本だと思います。
![スライド6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73884032/picture_pc_8ac794ed06eb1a1d2bbf277bed7bca28.png?width=800)
(日産アリア・ホンダヴェゼル・トヨタハリアー)
マツダの美しさというのは調和です。
要素だけを抽出してデザインに落とし込む日本車の悪癖をマツダは魂動デザインによって払拭してきました。それに追従するように、近年ではトヨタや日産、ホンダが次々と流麗かつデザインの調和に優れた商品群を輩出しています。
このCX-60には調和が足りません。
”あ、このデザインはスポーティーだぞ”という古い価値観のパッチワークでしかありません。
しかし、私はあえてこう分析します。
このデザインは間違いなく多くの日本人に受け入れられるでしょう。開発陣も狙ってやってるのだと思います。
なぜなら、日本人は醜いデザインが好きだから!
というか、新車を買うボリューム層であるヤンキーと中高年の美的センスが壊滅しているからです。わかりやすいエアロ形状、歪なグリルとパーツごとのスポーティさが大好物です。
あと、ちょっと古臭いデザインが安心できるので、”ひと昔前の車はかっこよかった”などと戯言を抜かします。
というわけで、CX-60は
・わかりやすいエアロ形状
・スポーティなパーツ
・歪なグリル周り
・やや古い陳腐なフォルム
と全てを満たしていますので、きっと好評の嵐となるでしょう。今TwitterでCX-60と検索するとその実態がよく分かるね…。
欧州ではもっと美しい車が同価格帯にありますし、期待より売れないと思いますけどね。
以上、CX-60のデザインと日本人のセンスに対する一方的な批判でした。
最後にCX-60のリーク画像が出た時の価格.comのコメント欄を見てみましょう。
![スクリーンショット (2397)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73852627/picture_pc_aed1ffad2559f0885a600d5a3f835d8d.png?width=800)
![スクリーンショット (2398)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73852637/picture_pc_5e99d2af1203c9abbee31f7b13a4de89.png?width=800)
![スクリーンショット (2399)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73852643/picture_pc_a1987968a557f090f97e37b97d49b705.png?width=800)
![スクリーンショット (2400)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73852649/picture_pc_444481e5ef4ac1c018712fa8cd436f4b.png?width=800)
そうだよね、マツダファンはやっぱりフェイクか仮デザインだと思うよね。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73852695/picture_pc_3e5e368065571bb9bd4f85e8799a210a.jpg?width=800)
ではまた。
追記: マツダのチーフデザイナーの前田育男さんが人事異動を喰らってました。
これはマツダデザイン崩壊の序章なのでしょうか…。
さらに追記: 弱小noteに沢山のスキありがとうございます🙇♂️最近は価値観多様性の時代なので、こんな愚痴のような記事は見向きもされないと思っていました。でもダサいもんはしょうがないよね…。
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