見出し画像

「成功を導くために同じ脳みそになる、心の壁をペラペラにしたい。」センクシャの本音と野望|下平勇貴

エンタメ業界にアップデートを仕掛けるセンクシャの、メンバーの素顔に迫るインタビュー連載「センクシャの本音と野望」。

今回は、取締役でありEvent事業本部長の下平勇貴。建築・イベントの業界大手である西尾レントオール株式会社に約10年間勤務した後に、イベント業界でのやれる事の幅を拡げたい、盛り上げたいという想いを持ちセンクシャに参画した。

イベント業界の現場を熟知した下平が語る「業界のアップデート」とはどういったことなのか。そして、その先に下平自身のどんな野望があるのか……その本心に迫る。


イベントは様々な要素の集合体。だからこそ、良いものを生み出すために全部をプロデュースしたい。

――センクシャで働くことになった決め手は何でしたか?

代表の小松崎と出会ったのは、現場でしたね。当時の僕は、西尾レントオールという会社へ引き抜かれる形で東京に来たばかりで、ちょうど現場の手が空いた時間に話したのが最初ですね。

これをきっかけに、自分がやりたいことはコレだ、という具合に二人で話すことが多くなりました。小松崎も「いっしょに事業をやらないか」という話を何度かもらっていたんですけど、コロナ禍の流れがあって、その間は考えていましたね。どうしようかなと。

あと何年したら出世できるんだろうとか。裁量を持てるのは定年になるかもなとか、そういうことも考えてましたね。

自分にはイベント業界を新しくしたいという気持ちが根底にあった。前職の事業へのスタンスと自分のスタンスとのズレなども感じました。

やっぱり自分の人生なので、できるだけ楽しく生きよう。

そう考えたときに、小松崎がいれば自分がやりたいと思えることを、センクシャだったら実現したいことに取り組めるんじゃないかなと思ったんです。


――イベント業界をどのように新しくしたいと考えているんですか?

イベント業界って、「セクションが分かれている」と言っているんですけど、役割がしっかり分担されていて、それぞれ発注先も分かれているんです。

わかりやすく言うと、フードフェスであれば、ステージを組む、装飾をする、飲食の設備を用意する、楽屋もつくるなど、ひとつのイベントで生活環境が整ってしまうくらい色んな要素が複合的に構築されているんだけど、それぞれが良くも悪くもしっかりと分業状態にあるんです。

一方で、ステージのことは熟知してるけど装飾は専門外。というスタンスでは、良いものは創造できないと思うんです。

だから、イベントの“全体”をプロデュースすることで、より良いエンタメをつくりたいと考えています。

センクシャは必要なピースが合致している。少なくとも、小松崎と瓜田と僕がいれば、イベントの全体をプロデュースできる。これは、本当に大きなことなんですよ。


僕らの動きが会社を変えるし、業界を変えていくんだろうなという感触がある。それが、単純に楽しい。

――会社のミッションにもアップデートという言葉がありましたよね

ですね。習慣も仕組みもアップデートできるものはしていこうと。

働き方でいうと、イベント業界というと「大変」とか「忙しい」とか「寝れない」なんてイメージがつきものなんですね。実際に、疲弊してしまう状況が現場にはあるし、今の業界のいけないところだとも思っています。

だからこそ、アップデートしようとしています。正直、今は模索中って感じですが、ちゃんとイケてるやつらになるぞ。そうすれば、センクシャが唯一無二の存在になれると思っているんですよね。

僕自身、センクシャに入社した4月以降、働き方が変わったんですよ。

いま振り返ると、以前はライスワークだったんだなと思うほど、今は仕事を楽しんでいますね。僕らの動きが会社を変えるし業界を変えていくんだろうなという感触がある。それが、単純に楽しいです。


――センクシャはどんな組織だと思いますか?

組織ってチームだけど、個人の働きの集まりじゃないですか。だから、なんでも言い合える関係であろうとは思っていますね。

スタンスももちろん、「肌で感じろ」なんて言いませんし、僕の言いたいこと、やりたいこと、伝えたいことは全部伝えようと思っています。

出る杭は打たない。絶対に打たないです。出てくる杭を見つけたら、僕は「いい勉強になるな」と捉えるようにしています。的を射た自分と違う意見って大切なんですよ。

いい意見が来て、僕の古くさい意見が来て、ここが合致したときに、割といい、今の世の中で生きていける意見になるはずなんですよね、絶対。

あと僕は、一緒に事業をやると決めたからにはどんなときでも小松崎の味方だと覚悟を決めていますね。彼の言葉は熱いじゃないですか。そして、社長というのはどこかのタイミングで煙たがられたりすると思うんですよ。

昭和生まれのちょっと昭和なところが出るんですけど、そこは曲げちゃいけないと思ってます。ブレないぞと。


同じ脳みそになって成功を導く。だから、人との間にある心の壁をペラペラにしたい。

――今後の展望や野望を教えて下さい。

僕は、お客さんや協業者さんとの間にある壁を、とにかく薄く薄くしたいですね。とにかく心の壁をペラペラにした状態で、人と付き合っていきたい。そこに付きます。

例えば、イベントの主催者さんから仕事をもらったら、主催者さんと同じ脳みそになって仕事に取り組むべきだと思うんです。

「コストを削減したい」というニーズが出れば、「安くしますよ」という姿勢は違うなと思います。「これを変えたら、このくらいコストが削減できるからどうですか?」という脳みその使い方をしないといけない。

これは、お客さんとだけでなく、協力会社さんとの関係にも言えます。要は、チームなんですね。お客さんも、協力会社さんも、センクシャのメンバーも。

100ものをつくるんだったら、チーム全員のそれぞれの力が重なって合計100になればいいんですけど、そこに気遣いの1や遠慮の1はいらないと思うんです。

成功までの道筋をちゃんとつくりたいからこそ、立場上の壁をペラペラにしたいと思っています。

<株式会社センクシャでは一緒に働く仲間を募集しています>


この記事が参加している募集