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自分の時間を戦略的に考える(excel付き)

1.初めに

私は現在大学4年生なのだが、周りからこれらの言葉をよく耳にする

「とにかく考える時間が欲しい」

「なんでみんなうまくいっているの?、何か技があるの?、なぜ私はこんなにダメなの?」

あまりにも多くの人がゆとりを失っていると私は感じる。

私もそうだった。常に何かにせかされ、追い詰められ、焦っている。下ばかり見て、頭の中は次のやることでいっぱい。永久に「実行モード」の状態で、人生を振り返ったり、自分の本当に欲しいものについて考える時間が全くない。

こんな風に生きるのは間違っていると思う。他人との比較をやめ、自分だけの成功の定義を見つけ、自分のペースで人生を生きるべきだ。

では、どうすればいいのだろうか。私にも本当の正解はわからない。でも、私は「長期思考」を持ち始め、ガラリと変わった。

「長期思考」って具体的になんだと思う人もいるかもしれない。
ここでは深くは語らないが、簡単にいうと「豊かな人生を歩むための思考力」だ。

人間、誰しも「こうなりたい」と目標があるはずだ。
しかし、常に行き当たりばったりで、刺激に反応するような行動ばかりでは、いつまで経っても目標を達成できないだろう。

長期戦略を立て、さらには途中で自分の進む道も変わる可能性もあると認識していれば、成功のチャンスを最大化することができる。

それでも、現代社会の人々は忙しいということはわかっている。
スケジュールはパンパン。1日の終わりはくたくたに疲れているはずだ。

ここからどうやって自分の「時間」を作るのか。1日の「余白」を作るのか。


2.自分の時間を戦力的に考える

さて、前置きが長くなってしまったがここからが今回のnoteの本題だ。

ここでの議題は、どうやって自分の「時間」を作るのか。1日の「余白」を作るのかだ。

ここで提示する私の解決策は、自分の時間を戦力的に考え、自分の一週間or一ヶ月記録し、可視化して、「時間にレバレッジを効かせる」だ。

自分のスケジュールを可視化する方法は、私が活用しているexcelファイルを渡す。まずは一週間記録してみてサンプルがもっとほしいなとなれば、sheet1をコピーすれば一ヶ月の記録ができる。私のおすすめは一ヶ月だ。つい入力を忘れがちになるので、このexcelファイルは開き放しにしておいた方がいい。


そして次に、自分へ質問しよう。

  • 「無駄になっている時間にレバレッジを効かせるにはどうするか?」

おそらくほとんどの人が思いつくのは二つのことをいっぺんに一つにして終わらせる「マルチタスクをする」だと思う。

でも、ここで注意しないといけないのは「いいマルチタスクをする」ということだ。

「いいマルチタスクをする」というのは、同時に行う二つの仕事に互換性があるものを選ぶということだ。例えば、「オーディオブックや英会話を聴きながら、運動をする」「夕食の支度をしながら両親と連絡を取る」などだ。

私はこの「いいマルチタスク」を心がけることで自分の使える時間が増えた。

そしてさらに私は、休息時間にも心掛けていることがある。

それは休憩前に、自分が現在課題にしていることや悩んでいることを書き出すことだ。

これは人間の「無意識は異なる事柄を並行して処理し、大量の情報を統合する」という無意識の力を利用したレバレッジ方法だ。私は、この力を活用して、休憩に入る前に課題を書き出し、ふと休息時間の間に解決案が思い浮かぶようにしている。

ここまでいくと「気持ち悪い」と思う人がいるかもしれないが、私は自分の「時間」が大切だ。

最後に自分にすべき二つ目の質問は、

「何かを一度だけして、10回したのと同じ効果を出すにはどうすればいいか?」

例えば、noteにアップした記事を、SNSに活用して拡散するといった方法。XのポストにnoteのURLをはる、インスタグラムにnoteの記事のURLと記事に関連する画像を投稿する。

これらの作業に必要な労力は、noteの記事を書く労力のほんの10%くらいなはずだ。

このわずかな手間で、ブログ記事の拡散ポテンシャルを最大化し、より多くの人に読んでもらうことができる。

しかし、私たちはこういった「あと一手間」を惜しんでしまう。

たいていの人は、一つのことをするとそこで終わりにしてしまう。

特にそれが、時間のかかること、面倒なこと、お金のかかることの場合はなおさらだ。一回の行動で2回以上の効果を出すことができれば、競争で優位に立つことができる。


3.終わりに

自分のスケジュールに奴隷になっている人はたくさんいる。そのせいで、人生計画を長期的に考えることができない。

ここでのカギは「時間の制約」を逆手に取ること。

自分にとって一番大切なことを見極め、手持ちのリソースにレバレッジを効かせるのだ。

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