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英語の文献が読めるようになりたい! ~学問のための12の英語学習法~

海外のスポーツ栄養学位を取得のために、大学卒業後からほぼ独学で、できるだけお金をかけずに行ってきた英語の勉強法をご紹介します。


私は日々、スポーツ栄養に携わる人に向けて、「もっと、文献をたくさん読みましょう!」という発信をしています。

それは、私自身が文献をたくさん読んで初めて、「やっとスポーツ栄養を勉強できている!」と感じることができたからです。

英語の文献を読めるようになったこと。

それが、それまで日本で目にした本や、教科書や学会では出会えなかったたくさんの新しい情報に出会うためのツールになってくれました。

多くの学問で、信頼できる最新の情報は英語で発信されます。それは、スポーツ栄養も例外ではありません。


とはいえ、私ももちろん、自然と英語の文献が読めるようになったわけではありません。

英語が特に好きだったわけでも、得意だったわけでもありません。

大学を卒業して一年目で夢が終わってから、世界で活躍する友人たちに刺激を受けて、「私も世界に通用する”プロ”になりたい!」と思って、はじめて「英語」というものに向き合いました。


2010年ころから少しずつ英語の勉強を始め、2015年から一年間はオーストラリアでワーキングホリデーをしながら英語力を鍛え、2017年にすべてのカリキュラムが英語で行われる国際オリンピック委員会主催のスポーツ栄養コース IOC Diploma in Sports Nutritionの受講を開始し、2018年に無事終了することができました。


勉強の仕方に正解・不正解はないので、誰でもこれでうまくいくはずです!とは言えませんが、私が英語学習で取り組んできた12のことを、①語彙力、②リーディング、③リスニング、④ライティング、⑤スピーキング の5つの項目への貢献度で評価し、ご紹介します。

私自身まだまだ、「英語がぺらぺら!」と自信を持っては言えないですが、「文献を楽しく読める」という程度の力はついてきたと思います。

主催している勉強グループ「スポーツ栄養士の図書館」で、苦手意識を持ちながらも英語の文献を読むことにチャレンジしているメンバーや、IOC Diplomaに興味がある方、またスポーツ栄養以外でも、留学やワーホリ、語学留学を検討している方や、英語アレルギーで海外の文献は敬遠してしまっている方にも役立つ点があればと思います。


ちなみに、私は現在も海外の大学院留学を目標に、英語学習継続中です!


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