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【就活】文房具メーカーで働きたい人へ『仕事内容を徹底解剖』

~どんな仕事?どんな知識・スキルが必要?職種ごとに赤裸々に書きます~

<目次>
1. はじめに
2. 職種および部門紹介
3. それぞれの職種(部門)における仕事内容の詳細と必要な知識・スキル
4. まとめ


1. はじめに
まず、この電子書籍を書いている私の自己紹介から入りたいと思います。私は、文房具メーカーで約18年間勤務しており、今現在も現役です。また、弟も文房具メーカー勤務で2人ともに商品開発をメインのフィールドとしています。さらに、自社の仕事のみでは飽き足らず、各社の文房具を買い漁っては分析をしたりおすすめをしたりしており、「文具戦闘力というサイト:https://stationery.sentouryoku.com/」にて文具ブラザーズという名前で活動を行っております。また、私たち自身が現在本業の文房具メーカーでは管理職を勤めており、文房具メーカーの中のこと業界のことはもちろん、俯瞰した視点でも文房具を見ることができるプロであると自負しております。

よく就活や転職サイトなどで〇〇業界の仕事内容紹介、などの記事や書籍を見ることがあります。私たちで言えば「文房具業界」ですが、そこに書かれている内容は表面的なところが多く、これでは詳細が伝わらないな…と感じています。そうなることで、実際に就職した後でミスマッチが行ってしまって退職するというようなことがあってはどちら不幸になってしまうと思い、文房具業界の中にいる私たちならではの視点で深いところまでお伝えできることがあると思い、この電子書籍を書くことにしました。

文房具メーカーのホームペーシには、人事部の人のメッセージや先輩社員のメッセージなどで仕事の内容などが書かれていたりすることもありますが、これも各社良い面ばかりを表面的に書いていることが多く(それは自社に就職してほしいわけですから当然ですよね)、実際のところは違うのにな…と中にいる私は感じたります。ということで、本題のパートではできる限り嘘偽りなく、もちろん実態がベースなのでかなりの説得力をもった内容を書くことができると思っています。他では決して読むことができない情報が盛りだくさんで、文房具メーカーを知りたいのであれば、これを読めば全てが分かるというくらい凝縮して全てを包み隠さず紹介していきたいと思います。


2. 職種および部門紹介
この内容を読んでくださっている皆さんは、文房具メーカーに興味があったり、または文房具メーカーに実際に就職をしたいと思っている人が多いと思います。しかし、そもそも文房具メーカーで働くってどんな感じだろう?具体的なイメージがわいている人は少ないと思います。それは仕方がないことです。そのようなことは、中にいないと分からないのは当然のことです。中にいないということは、外から得られる情報だけで推測するしかないわけですから。

ここでは、その得られる情報を適切でかつ広く深くまでご提供したいと思いますので、文房具メーカーで働くってどんな感じ?という答えは、これを読んで頂ければ十分にご理解いただけると思います。

それでは、本題に入っていきたいと思います。文房具メーカーで働く、とひとことに言っても、職種によって全く仕事内容は違うのは当然のことです。まず、どのような職種があるかをご紹介したいと思います。採用試験を受ける際の大きなくくりとして、事務系(文系)か技術系(理系)に分けることができます。

事務系(文系)は6つ
職種①企画
職種②生産
職種③プロモーション
職種④営業
職種⑤顧客サポート
職種⑥その他スタッフ

技術系(理系)は4つ
職種①研究
職種②開発
職種③技術
職種④品質管理

まずは、これら10の職種とそれぞれの部門のイメージをつかんでもらい、簡単に業務を紹介します。ここで、全体像をつかんでください。

そのあとに、1つずつの部門ごとに「こんなところまで!?」というくらい、詳細の仕事内容を説明します。そうすることで日々どのような仕事をしているのかをリアルにお伝えし、さらにはその仕事をこなすためにどのような能力やスキルが必要か、までを説明したいと思います。この内容はHPにも書籍にもどこにものっておらず、文房具メーカーの中にいる私だからこその視点でお伝えできると思います。それでは、紹介していきます。

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