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アジュール竹芝天空の湯

田町の美容院に通い始めて1年以上が経つ。無精な自分。パーマがクタクタになるまで髪を伸ばして我慢ならなくなったら切る生活。いつも田町に来たら、ついでにレインボーブリッジを走って渡るのが楽しみ。学生時代から好きな風景。お台場、東京湾岸エリア、佃島の高層マンション群。17時過ぎに美容院を出て、レインボーブリッジの遊歩道入り口に来たら警備員が✖️のジェスチャー。

え?

17時半で閉まるそう。時計をみたら17時34分。

レインボーブリッジ走って渡れませんでした!

てなわけで目的地を変更。前から気になってたアジュール竹芝天空の湯へ。レインボーブリッジから2kmほど。

でっけぇホテルの18階。バスタオル大小付き1050円。厚手のタオルだった。

サウナに興味がなさそうなホテル従業員が気怠そうに受付に座ってる。靴箱はなく、ビニール袋に入れるスタイル。今日は陸側が男湯。

浴場に入ると真ん中にジャグジー。昭和平成バブル感。18階からの絶景と思いきや、もっと高いビルが周りにたくさん。窓に手をついて角度を工夫して辛うじて東京タワーをビルの隙間から拝む。

ジャグジーの他に準天然光明石温泉。41℃。熱湯。

サウナは86℃1段湿度あり木の造りテレビなし砂時計。ゆっくり、静かに蒸され、汗の玉が全身に張り付く。サ室に5人。静か。皆瞑想してる。東京湾岸エリアの高層ホテルの狭いサウナで、蒸される大人達。

非日常。

水風呂は珍しい造り。1畳深さ50㎝ほどの小さな水風呂が2つ。キャパ1名バイブラなし。クソ冷たい。水温計は10℃と壊れてるけども、体感15℃。クリアな水質。

優しく蒸すサウナからの、切れ味強めの水風呂。独特の距離感。

サウナイキタイのレビューでは従業員のサウナ愛薄めとの評価で、確かにその通りの空気は漂ってるものの、立地、コスパ、サウナのスペック、水風呂が補って、結果、ちょっといいサウナになってる。

小さくても意識高くサウナを磨いてる銭湯にたくさん出会う一方で、こういう巨大資本のサウナを知ることある。

東京。サウナ。

奥が深いです。

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