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銭湯の良さは、1日を“たのしく労わる”ところにあり!〜新グッズ「ゆるまる銭湯生活雑貨」はじめました〜

こんにちは。
銭湯ぐらしクリエイティブチームのまひろです!

梅雨も明け、うだるような暑さが続いておりますね。カンカンに照った屋外と、キンキンに冷えた屋内の往復はさながら温冷交互浴。。。
そんな暑さもたのしみに変えてくれるような、「銭湯生活雑貨」をつくりました!

今回は制作に対して、そして銭湯に対しての思いをまとめました♨️


今のくらしに銭湯は必要ない?

みなさんもご存知の通りではありますが、銭湯は年々減少の一途を辿っています。 それもそのはず。家にお風呂があるのが当たり前の時代です。銭湯ぐらしとして活動している僕自身も、お風呂がある家に生まれ育ちました。

だから、今のくらしに銭湯は必要ないのではないか。 たしかにそう思う気持ちもわかるのです。


「風呂好き」でもなかった、はずなのに

少しだけ僕の身の上話にお付き合いください。

僕はもともと、「銭湯」はもちろん「お風呂」もそこまで好きではありませんでした。

それは「面倒臭い」から。

お湯をためること。服を脱ぎ、体を洗うこと。お風呂掃除をすること。
怠惰な自分にとって、「面倒臭い」のオンパレード。そんな僕に、銭湯の良さに気づくきっかけをくれたのが、銭湯ぐらしが運営する会員制シェアスペース「小杉湯となり」でした。

銭湯に行く習慣があったわけでもなかった僕は、コワーキング利用を目的に小杉湯となりの暖簾をくぐりました。小杉湯となり会員には、小杉湯で使える銭湯券に換券できる「となりチケット」が毎月10枚付与されます。

1日の終わりに銭湯に行く習慣。

今の時代になかなか生まれにくい体験です。それが日常になり、気づけば「お風呂」も好きになっていました(笑) 今や会員から運営側のメンバーになるほど、趣味であり、生活の一部になっています。

ではどんなところが良くて、そこまで好きになったのか?


銭湯のここがいい!3選

もう語り尽くされてる?ような気もするのですが、あえて言わせてください。
個人的な銭湯の変わらない良さは、大きくこの3つです!

1. 日常の中の「ミニイベント」
銭湯って正直、行動だけみたらお風呂以上に面倒。だけど、それがイベントのような感覚になると逆に行きやすく(行きたく)なるもの。たとえば高円寺の銭湯・小杉湯では、日替わりでロスや廃棄になってしまうような果物などをお風呂に入れた「もったいない風呂」をやっていたりします。それを通して出会う生産者さんの話や商品との出会い。1日の最後に予期せぬ出会いが生まれる楽しさは毎日小さなイベントに参加しているような感覚です。

2. 「家に着くまで」が銭湯です
なんといっても、あとは寝るだけの状態で家に帰れる心地よさは魅力の一つ。あんなに面倒臭いと思っていたお風呂が、帰り道には終わってるなんて幸せすぎる。夜風を浴びて散歩をしたり、寄り道したりまでがワンセット。

3. 一人じゃないのに「独り」になれる
自分と向き合うって、結構難しいことだと思うんです。銭湯は「無意識」にそんな時間を作ってくれる。人の気配を感じながらも、誰かと話すわけでもなく、ただただぼーっとできる。寂しさは感じないけれど、自分のために時間を使える贅沢感がある。加えて、スマホや情報から強制的に離れられるデジタルデトックスな時間とも言えます。

このように、僕は銭湯に半ば「ライフハック」のような可能性を感じています。
加えて、僕もそうなのですが、ワーカホリック気味な方にこそ銭湯を強く勧めたいです。

え?銭湯に行く時間がない?大丈夫です、ありますから。


1日頑張ったね、って声かけてますか?自分に

ついつい働き過ぎてしまう人。
日頃のストレスがたまっている人。

繰り返しになりますが、バタバタしてしまってケアが疎かになっちゃう人ほど、銭湯を勧めたいです。
コロナ禍を経てリモートワークやオンラインでのやりとりが一層主流になったことや、今や不可欠なツールとも言えるSNSの普及など。 オンオフの付きづらい現代においてやはり「休む」ことへの難しさを感じます。

1日の終わりに「頑張ったね」と自分に声をかけてあげる。

「自分を労わるための時間」をいかに確保するか。
それに加えて、先述の「銭湯のここがいい!3選」であげたような純粋な「たのしさ」がある。

1日を“たのしく労わる”。

ここに「銭湯があってくれてよかった!」と思えるポイントがあるのだと思っています。


ととのわず、「ゆるまる」という選択肢

銭湯をお勧めしたい理由がもう1つあります。

それは「ゆるまる」感覚です。

サウナではよく「ととのう」という感覚でサウナの体験性を表します。 では銭湯での気持ちよさはなんと形容できるだろう? 僕はこれを「ゆるまる」と呼んでいます。

サウナは僕も大好きです。
自律神経を整え、気持ちよさも大きいですが、刺激が強い分、体への負荷も大きい。だから毎日はなかなか入れない。

銭湯はその点、ととのうよりも穏やかで、肩の力が抜ける。今日を振り返り、まあいいかと受け入れ、前向きにあきらめられる。「ゆるまる」とはそんな心の状態のことです。

休むのが苦手な方、ぜひ銭湯に足を運んでみませんか?


銭湯生活のための雑貨、はじめました。

なかなか自分を労わるための時間を作りづらい、そんな方に銭湯生活をお薦めしたい。 そんな思いを胸に、銭湯ぐらしから新しい銭湯グッズラインが生まれます。

題して「ゆるまる銭湯生活雑貨」。

1日を”たのしく労わる”銭湯生活を、彩ってくれるグッズシリーズです。
第一弾は・・・

めし!ふろ!ねる!

一日をたのしく終わらせたい気持ちを代弁してくれるスローガンです。

グッズは全3種。
オーバーサイズでお風呂上がりにゆったり着れる刺繍Tシャツ、ドライヤーで困らないポップなコインケース、水分補給もしっかりできるウォーターボトル

これ身につけて、銭湯行こうぜ!


【ラインナップ】

Tシャツ|オーバーサイズで、表面は刺繍でしっかりした作り。(サイズM/L ¥4,800)
コインケース|黄色は銭湯のシンボルとも言えるあの桶のオマージュカラー。(1コ ¥1,300)
ウォーターボトル|浴室にも、どこへでも持って行きやすい手頃なサイズ。(500ml ¥2,300)


【ECサイトはこちら!】

▼ ふろもと商店内「ゆるまる銭湯生活雑貨」にて販売中! ▼
https://shop.sentogurashi.com/categories/5337871


さいごに

ぜひ、バレーボウイズの "人間大好き"を聴きながら、銭湯へ…!(聴けばわかります)

グッズも、ぜひぜひ使ってもらえたら嬉しいです!

人間大好き - バレーボウイズ
https://m.youtube.com/watch?v=IysTrf49ukg&t=0s


読んでいただきありがとうございます!入浴グッズなどを展開しているオンラインショップも運営しておりますので、よろしければそちらもチェックしてみてください♨ https://shop.sentogurashi.com/